- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594071998
感想・レビュー・書評
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
アッシュはイタリア系の富豪で大家族の御曹司だった。職業は画家。彼はライラに絵のモデルになって欲しいと語る。彼女の自由奔放な眼を自らの絵筆で表現したいと言うのだ。次第に親密度を増してゆくふたりの関係。一方殺害された男女は、冷血な女殺し屋の手にかかったことが判明する。ふたりの身辺を徘徊し始める女殺し屋。そしてアッシュの親類が殺害されるにおよんで事件は新たな相貌を呈することになる…。ページを繰るにつれて緊張感がたかまるロバーツの傑作ロマンティック・サスペンス!
安定の面白さ。
ノーラ・ロバーツは数が出すぎててどうしようかと思うときもあるんだけれど、パラがからないやつはやはり好き。
ハウスシッターというお仕事もおもしろいなぁ、だし、軍人パパから習ったスキルもふむふむと思うヒロインでした。
シッター先のペットちゃんたちのかわいらしいこと。
それだけでも再読するかもしれないなぁと思う作品でした。
The Collector by Nora Roberts詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻にレビュー済み
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殺し屋が最後まで足掻く割に、大物蒐集家はあっさり捕まるのね。
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ライラはハウスシッターの傍ら若い読者に好評の小説家をしている。
定住所のない生活だが彼女は満足していた。
今回の仕事はニューヨークで有名な歴史的建造物での三週間の留守番。
人間観察が趣味である彼女は向かいの建物の部屋の観察を楽しんでいたが…ある夜、14階の窓から女性が突き落とされる場面を目撃する。
警察に通報するも女性は即死、さらに部屋にはもう一人、男性の死体が―
ライラは翌日、立ち寄った警察署で死んだ男性の兄・アッシュと出逢う―
ロマンティック・サスペンス!
(上)は猫かわいい!!
(下)ではティーカッププードルかわいい!
そしてヒロインがキュート。
ヒロインが日本では馴染み無いハウスシッターという仕事で、ゴージャスななアパートメントやペントハウスで過ごす生活描写が素敵-
物語もロマンスに歴史的美術品が絡む事件、調査のためにロマンティックなイタリアで絵をみてショッピング-酷い殺人もあるけれど盛り沢山で満足です-
ヒロインと親友の出会いもドラマチックで凄いし。
ロマンスは主人公2人の命令をお願いに、頼ることに慣れるよう苦手なことを相手の望みに応えようとする姿もだけど、主人公の親友たちの再会からの…が良かった。
しかし蒐集家の手下、殺し屋達がお粗末すぎやしないか? -
上下巻読了。偶然、殺人を目撃したハウスシッター兼小説家のライラが、被害者の兄で画家のアッシュと事件の真相を追う物語。ハウスシッターという商業が興味深かった。アッシュが富豪一族でもあるし、様々な豪邸の様子や富豪の生活ぶりが垣間見られて面白かった。謎の宝物や女殺人者との対決、海外ロケ?などエンタテインメントとしても楽しめる作品。誰の懐にも入っていけるライラの明るくて誠実で賢い性格が良いなと思う。根無し草の生活を送ってるのは愛にしろ安定にしろ手に入れたものを失うのが怖いからなんだね。アッシュという何者にも動じない強い錨が見つかって良かったね。2015.5
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ラストにガツン!ともってきたけど、対決までの能書きがちょっと長かったな。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4478.html -
ジャイみたいに迂闊な女が殺し屋として世界をまたにかけているのは、雇い主の金の力だろうか…。
次は親友二人の物語が見てみたい。