会社でビリのサラリーマンが1年でエリートになれるかもしれない話 (扶桑社文庫 は 8-1)

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072797

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、ビジネスで役立つプレゼン術、人の動かし方、企画力、インターネット処世術についての小技集です。
    そもそもタイトル買いしたのだが、帯に「本書はビジネス書としても少し役に立ちますがどちらかと言うと脱力系のお笑い本です。」の記載を見て読む意欲が削がれていたのですが、読んでみれば十分にビジネス書として役立つ本だと思います。

    確かに主張の一貫性という点では若干疑問な点はあるが、すべて著者が実践してきた方法だというのは十分価値がある。
    それでうまく行ったり行かなかったりしているけども、頭の中で考えただけのうんちくよりはよっぽどいい。
    また、著者が編集長を務めるデイリーポータルZ並におもしろかったし、けっこういい本でした。

    特に良かった点:
    ・図表を手書きにすると素晴らしいアイデアのように見える。 (P39)
    ・サイトは長く続けたほうが有利である。過去記事が検索に引っかかりやすくなって検索エンジンからの流入が増える。 (P57)
    ・お酒を飲んでいるときに「これは一言言っておいたほうがいいぞ」と思うことは100%言わなくてもいいことだし、お酒の勢いがないと言えないことはたぶんお酒を飲んでないときに言ったほうがいい。 (P67)
    ・面白いですよ—!とアピールするよりも役に立つという点で売ったほうがたくさんの目に触れる。 (P78)
    ・記事タイトルに読めない漢字・一般性がない言葉があるだけでクリック数ががくんと下がるのだ。 (P155)

  • WEBサイト継続のためのネタ探しやちょっとした場面での処世術が参考になった。

  • 20160228-08

  • タイトルの通り、緩めなビジネス書です。でもところどころ使いたいところがあった。先日「ブレイフル シンキング」という書を読んだのですが、なんとなくそれの延長線上のような感じになりました。


    個人的には「督促メールはしれっと書く」がすぐ取り入れられてよさそうと思った。

    フリーライターに近い感じなので、一般サラリーマンにできること、できないことがあるけれど毎日面白く過ごそうかなと思えるようになる。
    (個人的な話で恐縮ですが7月1日の人事で昇格せず納得のいかない思いをしたので…という背景はありますが)

  • 1時間ほど電車に乗る用事があり、時間潰しに買った本。予想以上におもしろく楽しめました!

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著者プロフィール

デイリーポータルZ(DPZ)編集長であり、シリーズ累計150万部のベストセラー『死ぬかと思った』の著者。
1971年、東京都練馬区生まれ。埼玉大学教養学部(専攻:コミュニケーション論)卒業後、富士通グループのジー・サーチに入社。会社勤めの一方、インターネット黎明期の1996年に個人サイト「東京トイレマップ」「Webやぎの目」を立ち上げて雑誌やテレビで話題となる。ニフティに転籍後の2002年、個人サイトで培ったスピリットを生かし、DPZを立ち上げる。編集長として編集部&ライターのチームを束ねる一方、自身も記事執筆やデザイン、コーディング、動画編集、イベント企画などをおこなう。「面白いだけかと思ったらちょっと役に立つこともある。これは役に立つかもと思って読むとそうでもない」コンテンツを発信しつづけ、DPZは最高月間2000万PVを誇る人気メディアに。2017年、東急グループのイッツ・コミュニケーションズに転籍。会社員でありながら多岐にわたる活動を続けている。

「2020年 『テレワークの達人がやっているゆかいな働き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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