天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 (扶桑社新書)
- 扶桑社 (2018年3月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594079215
作品紹介・あらすじ
普通の人に天才的な成果をもたらす“科学的根性論”の神髄
努力を技術に落とし込んだ画期的な書が、待望の新書化!
東大法学部を首席で卒業→財務省官僚→弁護士→ハーバード留学
という輝かしい実績をつくった37の方法を、
図解やイラストを交え、よりわかりやすく、実践的にパワーアップ。
【メソッド例】
・努力とは反復・継続すること
・努力するときのストレスは最小限に
・答えの丸読みでもOK
・わからない単語も辞書を引かない
・数字を正当に“偽装”する
・努力した自分自身を否定しない
(新書版のためのまえがきより)
本書は、私が初めて書いた本です。今でも特別な思い入れがあります。
当時は著作の執筆という初めての試みに苦心し、無我夢中で書き上げたものです。改めて読み返してみると、私の核となること、そして私が読者の方に伝えたかったことは、4年経った今でも変わらず、ブレていないことを実感しました。この本は、私の原点です。
「努力すること」を具体化する――それが、私がこの本でなしたかったことです。
感想・レビュー・書評
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東大の人は地頭がいいのではなく、努力を続けられる方法を知っている人だということを前提にその努力の方法がズラズラと述べられています。
ぼくは社会人で、たったいま仕事しつつも新しい夢に向かって邁進しておりますが、そういう方にも参考になる勉強法が沢山あって参考になります。
向上心がある人は常に勉強してますからね!それを少しでも効率化できるならありがたい。
「自分は根気がない」「才能がない」「出来ない」なんて思っている人は
「方法」を知らないだけ(知ろうとしていないだけ)。
まずは勉強にコミットしたい!という人は一読の価値ありです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・努力を始めてすらいないという反省、努力をやめてしまったという後悔ーこれを「繰り返すことがつらい」にすり替えてはいませんか?
・絶対に自分の得意分野で努力するべき
・読書は理解出来なくてもページをめくる(読書は一度精読するよりも、7回素通しで読むべし)
・人生における優先順位を決めておくと決断が一貫する
・自分との戦いよりも、ライバルがいる方が頑張れる
・努力するならタイムリミットのある朝が向いている
・勝負スポットを複数持ち、脳を活性化させよう
・一日の終わりに、自分と向き合える時間を一分間作ろう -
本の名前の通りなんだけれど
なかなか凡人には努力を続けることが大変だ
努力すれば エリートになれる
37の方法論 -
著者は賢いタレントさん、と遠巻きに見ていたけど、努力の果ての今の姿なのだと思った。そして努力し続ければ確実に得られるものがあるんだと活力をもらえた。継続と反復。
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努力とは、反復継続のこと。
短所をつぶすより長所を伸ばす。とがった人、になる。
読む、聞く、書く、話す、のうち自分が得意なところに特化する。
努力の対象に勉強を選ぶのは合理的。スポーツより成功する確率が高い。勉強なら上位3分の1に入ればいい。
努力でつかんだものだけが、心底誇らしいものになる。
ちょっとずつ努力を積み重ねることが、道は開ける。
基本書は大きな本屋で納得して選ぶ。
読書は理解よりページをめくること。何回も見返すためにも、早くページをめくって、見る。
読書には、手間と時間をかけないこと。
目標は7回読む=ページをめくる。
内容は小テストを繰り返して覚える。
憶えることは8:2の法則。8覚えていることは反復しやすい。8割覚えるまで頑張れば反復は楽になる。8割正答するレベルで覚えると楽。
気になること、目標は、デスクトップに貼るのではなく、パスワードにする。=常に確認できる。重要な日にちを入れてログインするとカウントダウンになる。
一日3分割。朝食を早く、昼食を遅く。食事の時間を均等にする。
物理的に一日は同じ長さ。直前だけでなく毎日同じ気持ちで練習、勉強をする。
努力は継続してこそ、意味がある。
継続は外圧を利用する。模試などでスケジュールを管理する。他人と約束する。SNSなどを利用する。
朝型はタイムリミットがあるので、時間の概念が変わる。
勝負スポットを渡り歩く。コーヒーショップ、図書館など。1~2時間など時間を区切る効果。
目が疲れたら耳を使う。
毎晩寝るときに1分間だけ同じことをやる。一日の振り返り。満足感を味わう。
明日を見て前に進む。10年後の理想の姿など、見当もつかない。わかるのはせいぜい明日の自分だけ。
試験に落ちない、失敗しない自分ではなく、挑戦をあきらめない自分を自慢する。 -
立てた目標を達成できずに思い悩んでいる中で本書をとりました。
とにかく反復と継続が重要。
努力を続けられる工夫をしていこう。 -
正直読む前はそんなに期待していなかったが、読んでみるとすごくためになる話が多かった。
今まで三日坊主になることが多く、続けるということに苦手意識を持っていた。例えば、スケジュール帳を買うだけ買って使わなかった。日記も最初の日だけ量が多く、3日目には書かなくなっている。また、英語もいつかは習得したいと考え、参考書は買うが結局勉強が続かない。
このような継続できないこと私でも継続できるようにする方法があるということを学んだ。この方法を使い、何か小さな事でも継続していきたい。 -
365日読書 4冊目
☆努力を完遂するには、努力している自分を振り返り、もっと褒める時間をとることも大切!
努力を始める方法
①楽にできること:知らないこと
8:2が黄金比
②パスワード
ログインパスワードを努力目標にする
→意識できる
③朝食は早めに、昼食は遅めに
→食事で努力のリズムを作る
努力を続ける方法
①外圧を使ってスケジュール管理する
→アウトプットの機会を決めてしまう
→それまでにひたすら努力する
②自分ルールや努力を公開する
→外圧にさらすことでルールを破りにくくする
→影の努力より、陽の当たる努力を!
③努力するなら客観的な評価が可能なもの
▲お料理教室→好き嫌いが主観的
○ゴルフ→スコアで客観的な評価が可能
④ライバルよりがんばろう!で努力は続く
⑤ハードルは質より量
→ハードルは定量的にはかれるものへ。
✖️テキストを精読する→1時間で20ページ読む
→ハードルを少し高く乗り越える +5%
⑥努力するときは1つのこと以外楽する
→勝負所では甘いものはすきなだけ食べる!
努力を完遂する方法
①朝早く起きてみる
→脳科学的に朝は思考が活性化
→朝はタイムリミットがある(だらだらしない)
②勝負スポットを持っておく(場所を変える)
→プラシーボ効果が働く場所を持っておく
→脳の場所細胞が働く
→疲れる直前に場所を変える
場所を変えたらすぐ取り組む
③努力を正当に水増しする
→タウリン1g配合=1000mg配合!
プラシーボ効果!
→5ページ読む=3200文字読む!
④努力のルールに抜け道を作る
→初めから自分を納得できる抜け道を作る
⑤毎晩寝る前に1分間同じことをする
→例:毎晩空を1分見る
→毎晩自分を振り返る時間を作る
⑥努力した自分を否定してはいけない
→5年後、10年後の自分なんて遠すぎる!
→明日の自分の理想像を思い描く -
山口真由が勉強法について持論を書いた一冊。
彼女自身発達障害の気があり、その方法論は万人が真似られるものではないものの、「努力も才能」という点は理解できた。 -
けっこう好感がもてる。