社会心理学 (放送大学教材)

著者 :
  • 放送大学教育振興会
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784595314636

感想・レビュー・書評

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  • ポジティブイリュージョンを持つことは高い動機付けと持続力を生む。事故イメージがポジティブな人や自己のコントロール能力を信じている人は、うまくいかないことがあっても、長時間、その課題に根中することができる。また将来に対する楽観性は、強い動機づけと持続力の基盤となる。そしてポジティブイリュージョンおよびポジティブ勘定は、河相の達成を助ける様々な思考やスキルを促進する働きを持っている。このため、ポジティブイリュージョンうぁ課題を処理する能力や課題に取り組む姿勢に総合的にプラスの影響を与えると考えられる。

  • 社会心理学の名著を計13冊?取り上げて、概略を知ることができる本。
    火事が起きても周りに人がいると消防車を呼ばないといった研究や、予言が外れた新興宗教なのに信者数が増えたというケースの紹介といったものから、どうして人は自分の作業量を過大評価してしまい締め切りに間に合わないのか?といった身近なことまで、多種多様な研究を一掴みできる。
    サクッと読めるのに考え方のフレームを拡大してくれるいい本でした。

  • 一般向けの心理学の本にもよく載っている有名な研究から、へえこういう研究もあるんだという新鮮な研究まで、1章につき1冊ずつ、有名な社会心理学の研究書について紹介されている。
    社会心理学は本当に幅広い領域のことを扱うのだなと、面白く感じた。一般書より詳しいが、非常に分かりやすく書かれていて、入門書としてとてもよかった。

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著者プロフィール

(もり つたこ)放送大学教養学部(心理と教育コース)教授。


「2003年 『メディアと人間の発達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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