花嫁泥棒 (ハーレクイン・ヒストリカル 94 愛と称号と財産と 3)

著者 : スーザン・スペンサー・ポール 小池桂

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2000年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mさんの感想 · 2011年9月19日]

結婚しないと財産を没収される貴族+伯父に引き取られ商取引をさせられていたヒロイン<br />愛と称号と財産と３[more]<br /><br /><blockquote>内容（「BOOK」データベースより）<br />四年前、イザベルの父は反逆罪で死刑となり、その日を境に彼女の運命は一変した。伯父に引き取られたものの、従姉イヴリンにいじめられ召使い同然の暮らしを強いられる、どん底の日々が続く。けれども、そんなイザベルを見初めた男性がいた。お節介な兄たちの差し金でイヴリンに求婚しに来たジャスティンだ。彼は、美しいが性格の悪いイヴリンではなくイザベルに惹かれ、イザベルを得るため、ある夜、大胆このうえない行動に出た。</blockquote>

[川元ゆかりさんの感想 · 2004年12月12日]

４年前、ある日を境にイザベルの運命は一変した。父は反逆罪で死刑。財産は没収され、彼女は強欲な伯父に引き取られた。従姉イヴリンは底意地が悪く、暴力を振るうことさえある。幸か不幸か、イザベルには商才があった。召使い同然の暮らしを強いられながら、農産物や織物の売買に携わり、多大な利益を上げていた。いわば飼い殺しの状態で、慰めといえば帳簿づけだけ・・・。ところが、そのイザベルを見初めた男性がいた。お節介な兄弟の差し金で、イヴリンに求婚しに来たジャスティンは、美しいが性格の悪いイヴリンではなく、イザベルに惹かれた。どうせ結婚しなければならないのなら、彼女の方がずっといい。それには夜中イザベルを連れ去り、即座に結婚するしか道はない！