- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596123664
感想・レビュー・書評
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社長の息子であるヒーローに恋するヒロインは、恋を諦めるため11年勤めた会社を去ることにした。
会社を去る日、ヒーローにディナーに誘われたヒロインは町を去る理由は恋人に裏切られたからだと誤解される。
山場とかはないけど丁寧に2人のやりとりが描かれている。
2008年。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり期待してなかったと言ったら語弊があるけど、
こんなに良作だと思ってなかったから
ちょっと、もう、ノックアウトされた感じw
一貫して折れない流されない
(ヒーローの言葉を借りていうなら)ジーナでなくならなかった
ヒロインが良かったよね。
おかげで、もどかしいもどかしい。
勘違いしたままのヒーローと、折れないヒロイン。
気付かないヒーロー、
真意を取り違えてるヒロイン
もう、もどかしいったら...!!
まぁ、そのもどかしさが
2人が真実を知るシーンの素晴らしさを際立たせてると思うんだけどね。
いや、あのシーンは、本当っ、もう...。
あのシーンはヒロインのターンなんだけど、
ヒーローのターンだったらどんな風に描かれてたのかも気になる
敢て書かれてないので想像力を揺さぶられてる気もするけど。
あれも、これも
好きな作品はあるけど
これはまた好きな作品上位に入りそう。
ってくらい良作だった、と私は思うよ。 -
ヒロインが辞職して故郷を離れる理由を失恋だと思い込んだヒーローが、なんだかんだとヒロインを引き止めようと頑張るが、決定的なとどめを喰らって失恋する話。…なんだが、実際はヒロインが失恋した恋人に見立ててたのはヒーローだった、っていうのが懲りずに追っかけていった所で発覚してハッピーエンド。とにかく、一旦は失恋するヒーローの落ち込みようが気の毒すぎるのが面白かった。