- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596129802
作品紹介・あらすじ
身重のミアは、大切な友人の葬儀に参列していた。遺族席に目をやると、厳しい表情の彼がいた。友人の兄イーサン・カーヴェル──ホテル経営で巨万の富を得た、傲慢きわまりない億万長者だ。7年前、ミアとイーサンは出会い、ひと目で激しい恋に落ちた。だが彼はある誤解から彼女を捨てて、一方的に去っていったのだ。そして今、ミアのおなかの子の父親が弟だと聞きつけると、彼女を詐欺師呼ばわりし、財産目当てと決めつけて責め立てている。もし真実を告げたとしても、きっと彼は信じないだろう。私が純潔を捧げた人は、あとにも先にも彼一人だとい
感想・レビュー・書評
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親友リチャードを救うための妊娠と出産。ミアをかつて愛し裏切られたと思い込むイーサンは、弟リチャードの子供を身ごもったミアを再び愛することができるのか?
猜疑心の強い男が、再び間違いを犯しながらも、無条件の愛を学び、ミアを受け入れるまでが描かれる
いい感じにホロリとくる重いロマ。
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HQのヒーローにありがちな勝手な思い込みによる別れ。
なんで話し合わないのかね。
でも傲慢になりきれないヒーローでまだ良かったけど。
幸せになって下さい。 -
作者意識しないで読んだから
なんかマーガレット・ウェイ読んでるみたいだった。
ドロドロ加減とかオーストラリアの自然たっぷりな描写とか。
7年前にあのまま結婚してたら遠からず別れたんだろうな。
愛に不慣れなのと決断慣れしているヒーローだけに
ヒロインの愛を信じられずすぐ断罪し
結果として自分自身も失った愛に苦しんでたけど
最後に愛の受け入れ方を分かって良かった。