偶然のフィアンセ (ハーレクイン・イマージュ 2260)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
3.17
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596222602

作品紹介・あらすじ

ロミーは祖母が遺してくれたお金でイギリスからメキシコに来た。幼い頃に両親を亡くし、冷淡な親戚の家で育った彼女を不憫に思い、亡き祖母が念願の外国旅行の機会を与えてくれたのだ。わくわくしながらメキシコシティの博物館を訪ねた帰り、ロミーは生まれて初めて地震に遭遇し、恐怖のあまり立ちすくんだ。彼女に手を差しのべたのは、ドン・デルガード・ヴァルカサール-真っ白なスーツを一分の隙もなく着こなした、名門出身の男性。軽度の揺れにもかかわらず、彼はロミーを宿泊先まで送り届けてくれた。ところが、ロミーが一人きりで旅行していると知るやいなや、デルガードのブロンズ色の目に不穏な光が宿り…。

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインが頑なにヒーローを拒む、屋敷から命がけの脱出、kissされてそれ以上になりそうになった時は気絶したふりをして難を逃れる 
    もう、この二人くっつかんのかと思ったら最後のページでやっと陥落 すんごい引っ張ったな~
    オチはヒロインが男同士の固い友情を甘く見てたってことですかね
    この時代のメキシコが舞台ってのがよかったので☆+1

  • 叔母の遺産をもらい、連れもつれずにメキシコに来たロミーは、列車の通路での思いがけない再会に体が思わず震えた。

    1971年のロマンス黎明期の作品。
    成り行きから婚約→結婚のお話。
    ヒロインは婚約者ということになってしまったけれど、納得できるわけもなく、簡単には諦めないはねっかえりなのであります。
    女性には付き添いが必要という古き時代の習慣が未だ残るメキシコを舞台に、前時代的なヒーローの傲慢さが良いロマです。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5235.html

  • ☆3.5
    いつものヴァイオレット・ウィンズピア

    ヒーローの気持ちはバレバレなんだけど、ヒロインだけが頑なにそれを見ないようにしてる。ああいうプライドとかいまいち理解できないんだよね。もう慣れたけど。ところどころに垣間見えるヒーローのメロメロさを見たいがために読んでいるようなもの。

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