花嫁の醜聞 (ハーレクイン・ヒストリカル 277)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596322777

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  • 牧師の娘、ルーシーはストリックランド卿の次男ジェレミーと一度だけ結ばれ、彼女は身ごもります。そしてなんとジェレミーは戦死し、墓前の前で途方にくれていたルーシーはジェレミーの兄ドレイク子爵と出会う。
    ルーシーの現状を知ったドレイクは自分の為にも便宜上の結婚を申しで、 互いの秘密を漏らさずに二人は仮面夫婦を演じることに。 資産を狙った親戚達が現れたり、炭鉱の事故などの出来事が仮面夫婦から本物の夫婦へと変わってく・・・。いろいろな試練を乗り越えて仮面夫婦でなく本物の夫婦へと変わっていく様子がとても感動的で面白かった。

  • ルーシーは墓前で泣き崩れた。ナポレオンとの戦争に出征した恋人が命を落とし、ついさきほど葬儀が終わったばかりなのだ。ああ、これから私はどうすればいいの?途方に暮れる彼女の傍らにすっと紳士が立ち、話しかけてきた。「どうやら僕たち二人とも厄介な状況に陥ったようだね」亡き恋人の兄、シルヴァーソーン卿だった。彼もまた、家督を継ぐ男子が自分一人になってしまい、どうしても結婚しなければならない立場に置かれたのだ。「僕たちの問題をいっぺんに解決する方法があるんだが…」彼は大まじめにルーシーの顔を覗き込んだ。

    お互いの利益のための契約結婚が、というお決まりの展開。それなりに悪役も出てきて読み応えはあった。

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