- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596332080
作品紹介・あらすじ
ロンドン郊外の小さな村の牧師館に父と暮らすベラは、妹たちのような幸せな結婚を夢見つつも父を見捨てることができず、ひたすら忍従の日々を送っている。ある日、ベラは保養に来た美しい子爵に見そめられ、甘い一夜を過ごしてしまう。だが幸せも束の間、彼は去っていった。ただの遊びだと言い捨てて。ほどなく妊娠に気づいたベラは、意を決して子爵の邸宅を訪ねた。私はどうでもいい。でも、お腹の子には相応の暮らしをさせてやりたい。ところが、案内された書斎でベラは驚愕の事実を知らされる。不実な子爵は亡くなり、弟のエリオットが地位を継承
感想・レビュー・書評
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憧れていた愛をみつけたと身を捧げ、堕落してしまったベラは、後悔と悲嘆に負けることなく子供のために戦う決意を胸に、子爵家を訪れるが、彼女を踏みにじった男はすでになく…
女性はみな罪人だと信じる厳格な牧師の父のもとから飛び出した三姉妹の三部作
家政婦の切ない契約に続く二作目。
長女ベラの物語。
騙され、心に傷を負ったベラの苦悩と、彼女を癒やし守ろうと決意し結婚しながらも、彼女を愛すれば愛するほど生まれてくる子供が自分の息子ではなかったらと苦悩するエリオットが切なく苦いロマ。
苦いのが良いのです。でも微妙な★4
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3.4
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ひと味違うリージェンシーで人気のルイーズ・アレンが描く、厳格な牧師の家に生まれた3姉妹のロマンス。次女メグが主人公を務めた『家政婦の切ない契約』に続き、長女ベラの物語をお届けします。思いがけず子爵夫人となった彼女に真の幸福は訪れるのでしょうか。