刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺 (ハーパーBOOKS)

  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550989

感想・レビュー・書評

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  • ハラハラしながら最後まで楽しめた。さまざまな人や出来事がどこに行き着くのかと思ったら。今作も相変わらず容赦がない…。
    期待させながら突き落とす展開に、リスクー!電話ー!とか思いつつ、でもなんだろう、みんなそれぞれ個性があって、それがイライラするようなところであっても人らしくて憎めないというか。

    三部作だと思ってたので、最後になにー!てなったけど、一作目から四部作って書いてた。
    一作目からこうなって四作目に繋がるとは…見届けなければ…。

  • シリーズ第3弾。目を背けたくなるような事件の描写。だけど先へ先へ引っ張られていく力がある。でも今作の展開は強引さがあって少し無理があるかなという感じ。事件の起きた背景にある社会問題などはとても興味深く読めるしシリーズ物としても登場人物たちの今後も気になる展開で楽しめる部分もある。

  • 事件が解決したことは確かだけど、中途半端かな。

  • まともな登場人物はいないのね。
    1作目が一番面白かったと感じる。

    ソニアのどこが良いんだろう。
    さっさと離婚しておけば、家族全員がこんなに傷だらけにならずに済んだと思うんだけど。
    13歳でいわゆる○っくりさんにハマる娘・・・。
    あの類のが流行したのって、私の場合は小学5年だったけどなw欧米人って大人びてるイメージだったけど、ちょっと有り得ないくらい幼稚。
    長男もアレだし。まぁ、堕ちるとこまで堕ちたね。
    ファビアンと同じで、女に惚れてるのを見透かされてて、そこを利用されたんだよね。
    ソニアも、ファビアンの愛にあぐらをかいてきてた。
    だから、自分が思うように何でもかんでもやってきたのに、相手に強く出てもらいたいと思ってた、とか。
    自分勝手すぎる。アーティスト気取りもいい加減にすればいい。そもそも、ソニアは結婚に向いてない人だと思う。アーティスト気取りの人に、結婚生活を維持していくなんて無理でしょう。普通、と思われてることを出来ないんだから。

    キムのしつこさには戦慄する。
    あと、アル中をかばってはいけなかったと思う。
    きっちりと治療やカウンセリングを受けさせないと。

    この後どうなるんだろう。
    邦訳されるのかな。
    評価は微妙だから、出版されるかどうか微妙だなと思ってる。

  • 最初に。
    「やられた!」と思ったのが、前作『顔のない男』で「なーんかしっくり来ないなー」と疑問が残っていた事件が、実は、(本作ではなく)次回作への伏線となっていたということ。作者は1つの作品に全力投球するのではなくて、この登場人物や世界観を大きく俯瞰しながらいくつかのストーリーを考えているのだと思う。
    次の作品の翻訳はまだなのかなぁ。

    本作の核となる事件に関しては、流れが若干前作までと似ているというか、感情のないサイコ気味の犯人が淡々と惨殺していく様子とか、無駄に家族が巻き込まれてピンチになるところとか、「あぁもう、またかよ…」と多少げんなりはするのだが、それを差し引いても、スピード感とアクション多めの良質なエンタメ作品に仕上がっていると感じた。家族のゴタゴタやピンチが絡んでこなければ星5つをつけてもいいくらいだ。(映画とかも含めてだが、何で海外のミステリはこのタイプが多いのだろう??ハラハラ感を煽りたいのかもしれないが、逆に陳腐な展開な気がしてしまう…。)

    絵的に派手だけど、背景としてもう少し詳しい説明が欲しい、というシーンがあるのも今までと同じなのだが、ま、些細なところは大目に見て、全体の雰囲気や流れを楽しむべき作品。読み応えもあって楽しめた。

  • ステファン・アーンヘム『刑事ファビアン・リスク 零下18度の棺』ハーパーBOOK S。

    シリーズ第3弾。恐れていた通り、シリーズを重ねる度にレベルダウンしているように思う。主人公の刑事ファビアン・リスクの家族の問題が前面に出てきて、さらには古いロックやポップスがやたらと登場し、ストーリーを追い掛け難くしているように感じる。

    白昼にカーチェイスを演じた挙げ句に事故死した男は何故か身体が凍結しており、死後2ヶ月と判明する。ファビアン・リスクら捜査班が調査するが、事件はやがて連続殺人へと……

    本体価格1,157円
    ★★★

  • シリーズ第3弾。複数の事件が同時進行していくスタイル、相変わらず面白い!非リアルな話のようにも見えるものの、背景にあるのはリアルな社会問題だと思った。リスク家、殺人課の面々、ドゥニャ、それぞれが今後どうなっていくのか楽しみ。

  • 無茶な設定やとは思うけど、まぁそれなりに盛り上がる。

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