- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620108704
感想・レビュー・書評
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地下鉄サリン事件を思い起こすような、ある宗教団体が起こした事件に関わった無実の女性のはなし。みつかっていない指名手配犯はこうやって日常にとけているのかもしれない、と思った。どうなるのか先が気になってどんどん読めた。
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オウム事件を思い出す様な話だった。そんな事件の後全然知らずに関わってしまった女性のその後の数奇な人生の話。とても重くて辛い半生最後はその後の人生に幸多いことを祈ってしまった。
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オウムの地下鉄サリン事件を思い出した。
ワンウェイは結局どうなったんだろう?
2人の関係がはかなくて読みながら切なくなった。 -
あの事件を元にしたフィクションだけど、どうしても事実と重ねてしまい、ヒリヒリとした臨場感が伝わってくる。
著者が描く女性は、どうしてこんなに切なく強いのか。
なんだか読み進めるのが辛くもあり、女性のしたたかな怖さもリアルである。 -
生を受けた名前を捨て「誰か」として生きる主人公
逃げる生活の中で本当の自分の心理と向き合い
「誰か」として自分の人生を生きるヒロイン
どん底では小さな幸せでもきらきらと輝くのだろう -