- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620318448
感想・レビュー・書評
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ちょっと勉強のために読みました。
時事がさらえていいよ!映画も出てくるし♡
これ読んで気づいたこと・・
批評がニガテ。
批評って言うか、批判。なんでそんなこと言い切れるの?って思っちゃう・・
純粋にエッセイの部分は楽しめました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
p104植木等:自分が生まれ育った時代を明朗に愉快に彩ってくれた人。あの時代がどんどん大過去になっていく。まるで夢まぼろしのようになっていく。=>中野姉貴にはその時代を”明朗に愉快に”後世に語り継いでもらいたいです。
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これはちゃんとした人だな、と思った。ちゃんとした批判、ちゃんとした共感、ちゃんとした怒りや皮肉、ちゃんとした語彙(とほほ…)。それに、自分を顧みるバランスの良さ。本書の主なテーマは時事ネタだが、どんなテーマでも読ませてくれるだろう。ただそれだけに、給食費を「払わない」親への怒りの文章は残念に思った。とくに給食袋の復活を、というくだり。「払えない」家庭への配慮を欠く、というより、「払えない」家庭も存在する、という視点が欠けている。これは多分にマスコミの責任で、「払わない」親をあれだけとりあげながら、「払えない」家庭について報道しているのを見たことがない。が、「払わない」親が叩かれるたびに、「払えない」親も身をすくめているだろうと思う。これだけの文章を書く人なら、そこまで考えてほしかった。
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昔毒舌ハイミスだった著者が、しばらくぶりに読んだらすでに立派な毒舌ばあさんになっていたことに驚いた。長く連載してんだなあとしみじみ思う。最初年のせいか口煩いねと思ったが、読んでいくうちに昔好きだった独特の小気味良い語り口にうなづいている私がいる。世の中に影響も与えないしまるっきり影響もされない、この世の片隅で私は私のしたいようにやらせて貰いますというキッパリした生き方は、20年経っても変わってない。これからもどうぞしっかりと貫いて、立派な意地悪バアサンになって欲しい。
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著者が何に関心を持ち、何に感心しているかが読みどころです。
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例年に比べれば、毒は薄めかな〜と感じた。もっとガンガンいってほしいのに!とも思ったけど、確かに2007年は白黒はっきりさせづらい事件が多かったかもしれないな。
例えば、赤ちゃんポスト。赤福などの偽装事件。なんとももやもや〜っとしたものが残るのだよな。そして、中野さんも何より気になる東京再開発。環境問題と逆行してる気がするんですけど…。
殺伐とした世の中だが、そんな中で中野さんが感じる「ロマンチカ」、それがまた粋でいいなあ〜と思った。
そして、某ベストセラー(実は私も何故そこまで売れたか疑問)がどうしてこんなに世間に支持されたのかの解説も的を射ており、すっきりした!