まんが アフリカ少年が日本で育った結果

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620325361

感想・レビュー・書評

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  •  4歳でカメルーンから日本にやって来たルネくん。友だちと遊ぶうちに日本語を覚えてペラペラに。でも、その見た目からいつも外国人扱いされたり、驚かれたり。
     自分は、なに人なのかを問い続けたルネ君の半生。

     カメルーンの人々の生活も垣間見れて、面白い一冊でした。

  • 図書館で借りて読みました。
    日本人の養父と、カメルーンのお母様との結婚で来日した少年の話。

    感覚は完全に日本人なのに、外見からは日本人扱いされない中で、明るく楽しく暮らしていらっしゃる。考えさせられるし、カメルーンの文化も面白いし、続きがあれば読みたい。

  • 著者は星野ルネ氏。
    https://twitter.com/renehosino?s=21

    絵が上手いし面白い。1つのエピソードが1ページで漫画化されてる感じ。で、著者の鋭いコメントがたまにある。日本国籍って信頼度が高くて旅行しやすいんだなぁー。他の著書も見たい。

  • 面白かった。ルネさんとお母さんが明るくて良いです。子供に読ませたいと思って購入しました。

  • 幼い頃に日本に来て、言葉の壁や文化の違い、周囲の視線に戸惑ったり疲れたりしつつも、著者は両親や親戚、周りの人たちから愛されて尊厳を持って素直に育てられたんだなぁと感じます。

    しかし。

    もうほんと、日本人の偏った外国人像は笑って許してあげて…w
    日本人の感覚が変わっていくのはきっとこれからです!

    私も日本語教室のボランティアを始める前は、外国人=金髪碧眼で英語を話す人 ってイメージに疑問ももたなかったけど、
    今は、外国人みたいに〜って言われると、え?どこの国の人?ってレベルになってきた。
    外国人に見えても、日本国内にいたらとりあえずまず日本語で話しかけるようになりました。

    身近にフランクに気持ちを話してくれる人達がいたおかげです。
    みんなそんな環境にいるわけじゃないから、こういう漫画とかでカジュアルに知ることが出来るのはいいですね。

  • 文化とは何かまで考えさせられました。

  • なるほどねぇ。面白い

  • 1984年アフリカのカメルーンで生まれたルネは、研究でカメルーンに滞在していた日本人男性と母が結婚したために、4歳から日本で育った。見た目(外国人)と中身(姫路で育ったために)のギャップから生まれる笑いのエピソードの数々を本人が描いた漫画。
    笑えます。見た目だけで英語で話しかけられたり、エレベーターが開いて立っていると驚かれたり。見た目だけで判断してしまう周りのの大人の間抜けさが、可笑しくも共感できます。
    お母さんの逞しさ、息子は迷惑なところあるようですが、ある種憧れます。また、そんなに登場しないけれど、お父さんやお父さんの家族の穏やかで知的な感じも、憧れます。絵も文章も面白いです。

著者プロフィール

星野ルネ(ほしの るね)
1984年にカメルーンで生まれる。父が日本人、母がカメルーン人のハーフ。4歳で来日、以降ほぼ兵庫県の姫路市で育った。祖国のジャングルすぐ手前の村への帰省も度々行っており、先進国の日本、途上国のカメルーン双方を経験。極端に異なる両国とその人々の中で生きてきた経験を、漫画や、テレビで表現している。
Twitterで連載をスタートさせたエッセイ漫画『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』は、公開開始後4万人のフォロワーを獲得し、2018年8月20日書籍が発売された。

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