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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620326443
作品紹介・あらすじ
毎日新聞の人気連載「季語刻々」がついに書籍化!
現代の句と古典的名句、それぞれの味わいと楽しみ方を伝える俳句ガイドの決定版。
感想・レビュー・書評
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同じ季語を使った“いま”と“むかし”の句をとりあげて寸評する、2010年5月の開始から十年つづく毎日新聞の連載「季語刻々」
膨大な記事から400回分を選び、春夏秋冬100句ずつに構成して単行本化、2020年8月刊
41字×3行半に込められたTwitterサイズの寸評にクスリとしたり、はっとしたり
通読もよし、季節にあわせて読み進めるもよし、開いたページの一読もよし
・季語は〈今〉を肯定する。p.43
・名句はいつも文法を破って登場する。p.44
・俳句では亀が鳴く。このことを認めたとき、人は俳人へ仲間入りできる。p.46
・すぐれた句はたいていがいくつもの読みを許す。p.73
・すぐれた俳句はしばしば五七五の言葉の絵である。p.170
など“ねんてんさん”の俳句論が織り込まれており、格好の俳句入門にもなっている
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