- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622046196
感想・レビュー・書評
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【目次】
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いじめの政治学
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戦時下の小学生の読書記録
移り住んだ懐かしい町々
三幅対
意志は治療の媒介者
ロサンゼルスの美しい朝
清明寮に小豆島からオリーヴの木が来た
二度目のルミナリエ
ハードルを一つ上げる
日本の心配
感銘を受けた言葉
はじめの一冊
私の選ぶ二十世紀の本
私の「今」
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赤と青と緑とヒト
症状というもの──幻聴を例として
記憶について
精神科治癒環境論
喪の作業としてのPTSD
阪神・淡路大震災のわが精神医学に対する衝迫について
二年目の震災ノート
「こころにやさしい」社会
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リッツォス『反復』より
これは何という手か
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「若きパルク」および『魅惑』の秘められた構造の若干について
詩を訳すまで
訳詩の生理学
脳髄の中の空中庭園──ヴァレリー「セミラミスのアリア」注釈
セミラミスのアリア
私の三冊
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「創造と癒し序説」──創造の生理学に向けて
ロールシャッハ・カードの美学と流れ
あとがき
初出一覧
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聖書とまで書いたらいきすぎだろうけれど、こんなにも心落ち着くものもあるのかとこれまでになく感心した。深読みするところもなく、行間を読むべくでもなく、頭の中がつながっているようにクリアー。
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中井久夫エッセイ集の第3弾。
特筆すべきは、本書冒頭に置かれた、「いじめの政治学」というエッセイだ。現代のいじめ問題について、鋭く掘り下げている。教育者、いじめを受けている子、あるいはその親は、ぜひ本書を手に取るべきだろう。 -
読了