自由論

  • みすず書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622049746

感想・レビュー・書評

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  • イギリス政治思想を代表する碩学、アイザイア・バーリンの5つの講演・論文を収録している。消極的自由と積極的自由という2つの自由概念が時に相克し、自己統治の理想がその反対の専制に堕することもあると結論づけて大きな反響を呼んだ「2つの自由概念」をはじめとして、古典的自由主義の魅力が色あせたかに見える現代世界で多元論に立脚した自由主義を復活させようとするバーリンの考えが如実に現れている。

  • 本書の主要な概念が理解できた気がするんだけど、それ以外の細部がいまいちわからなかった。わからなかった原因は、自分の基礎知識がなかったことが75%、訳がうまくないということに20%、おそらく原文自体がわかりにくいだろうということに5%、といった比重だろうか。もっとも私は哲学系の本はほとんど読んだ事がないので、読みにくかったとは言えひょっとしたら哲学の中ではマシな部類に入るのかもしれないが。

  • 積極的自由と消極的自由っていったらこれですよ

  • 「消極的自由」と「積極的自由」で知られる。自由主義と民主主義について学ぶ上で欠かせない。

  • 二つの自由概念のみ。

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著者プロフィール

1909年ラトヴィアの首都リガに生れる。オックスフォード大学卒業以後、哲学の研究員としての道を進む。1942年以降ワシントンの、1945-46年モスクワの、各英国大使館に勤めたあと、オックスフォードの学究生活に戻る。1957-67年、チチリ講座を担当、社会・政治理論の主任教授に就任。1966-75年オックスフォードのウォルフスン・カレッジの初代学長、1974-78年英国人文学士院長。1997年歿。

「2018年 『自由論 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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