ハンナ・アーレント 〈世界への愛〉の物語

  • みすず書房 (2021年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (912ページ) / ISBN・EAN: 9784622089834

作品紹介・あらすじ

1906年にドイツ、ハノーファーのユダヤ人家庭に生まれてから1975年にニューヨークの自宅で亡くなるまで。少女時代の体験からハイデガー、ヤスパースらと出会う大学時代、ナチス下のドイツから逃亡し、ユダヤ人救援活動をしながらブリュッヒャーやベンヤミンと邂逅し、収容所体験をするパリ時代、そしてアメリカに亡命、『全体主義の起原』を1951年に世に問い、その後『人間の条件』『過去と未来の間』『革命について』の執筆からアイヒマン論争、晩年まで。その生涯の詳細と作品分析と意味について、同時代人のインタビューや膨大な資料をもとにアーレントに直接教わった一番弟子が描く、今でも超えることのできない決定版伝記、第二版。

没後ますます評価の高まる政治哲学者がそのつどの時代に思考し判断し活動したすべてを、共に考えるために。その生き生きとした形姿と言葉を、共に感じるために。アーレント研究の現在をふまえた新たな翻訳で、ここにおくる。

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  • ハンナ・アーレント | みすず書房
    https://www.msz.co.jp/book/detail/08983/

  • 4/30
    『1906年にドイツ、ハノーファーのユダヤ人家庭に生まれてから1975年にニューヨークの自宅で亡くなるまで。少女時代の体験からハイデガー、ヤスパースらと出会う大学時代、ナチス下のドイツから逃亡し、ユダヤ人救援活動をしながらブリュッヒャーやベンヤミンと邂逅し、収容所体験をするパリ時代、そしてアメリカに亡命、『全体主義の起原』を1951年に世に問い、その後『人間の条件』『過去と未来の間』『革命について』の執筆からアイヒマン論争、晩年まで。その生涯の詳細と作品分析と意味について、同時代人のインタビューや膨大な資料をもとにアーレントに直接教わった一番弟子が描く、今でも超えることのできない決定版伝記、第二版。
    没後ますます評価の高まる政治哲学者がそのつどの時代に思考し判断し活動したすべてを、共に考えるために。その生き生きとした形姿と言葉を、共に感じるために。アーレント研究の現在をふまえた新たな翻訳で、ここにおくる。』
    (「‎みすず書房」サイトより)


    原書名:『‎Hannah Arendt: For Love of the World』
    著者:エリザベス・ヤング=ブルーエル(Elizabeth Young-Bruehl)
    訳者:大島 かおり, 矢野 久美子, 粂田 文, 橋爪 大輝
    出版社 ‏: ‎みすず書房
    単行本 ‏: ‎912ページ
    発売日 ‏: ‎2021/3/18

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著者プロフィール

1946年に生まれる。ニューヨークのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチでハンナ・アーレントを指導教官として学び、1974年博士号取得(哲学専攻)。現在、コロンビア大学精神分析訓練研究所研究員。著書に『ハンナ・アーレント伝』(晶文社、1999)『偏見と差別の解剖』(明石書店、2007)、Anna Freud: A Biography (1988), Mind and the Body Politic (1989), Where Do We Fall When Fall in Love? (2003), Why Arendt Matters(2006, 『なぜアーレントが重要なのか』矢野久美子訳、みすず書房、2008)などがある。

「2017年 『なぜアーレントが重要なのか 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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