ヤーコブソン/レヴィ=ストロース往復書簡――1942-1982

制作 : E・ロワイエ  P・マニグリエ 
  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622096580

作品紹介・あらすじ

20世紀思想史に聳え立つ二人、言語学者ヤーコブソンと人類学者レヴィ=ストロース。両者の出会いが構造主義の大潮流を生んだことは同時代から広く知られてきたが、本書は未公刊の書簡群をついに編み、構造主義が生成する現場に光を投じる。共著論文「ボードレールの「猫たち」」の成立過程を仔細に明かすやりとりをはじめ、生涯の友情の果実と、そしてまた実現しなかったいくつものプロジェクトの痕跡。現代思想の当事者の証言。

著者プロフィール

1896-1982。モスクワに生れる。ラザレフ東洋語学院、モスクワ大学大学院を卒業。1915年モスクワ言語学集団を創設。1920年チェコスロヴァキアに移り、マサリック大学においてロシア語学などを講ずる。1926年プラーグ言語学集団の創設に参加し、トゥルベツコイを援けて活躍。1939年ナチスの侵入にあって、デンマークとスウェーデンに2年間滞在し、それからアメリカへ移る。1942-46年ニューヨークのÉcole Libre des Hautes Étudesで教鞭をとり、その間にレヴィ=ストロースと相知る。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の教授を兼任。両大学名誉教授。業績は多方面にわたるが、その集成としてSelected Writings of Roman Jokobson (The Hague: Mouton,1962-2013)がある。邦訳は、『音声分析序説』(1965、研究社)『一般言語学』(1973、みすず書房)『音と意味についての六章』(1977、みすず書房)など多数。

「2019年 『一般言語学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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