顕如:仏法再興の志を励まれ候べく候 (ミネルヴァ日本評伝選 208)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623089895

作品紹介・あらすじ

顕如(1543年から1592年)戦国・織豊時代の僧
十六世紀後半、当時大坂にあった本願寺の第十一代法主に就任した顕如は、本願寺領国となっていた加賀国の大名でもあった。戦乱の時代に教団存続のため門徒を率いて織田信長らと対峙した宗教者の生きざまを描く。

感想・レビュー・書評

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  • 戦国時代、門徒を率いて織田信長らと対峙した本願寺第十一代法主の評伝。将軍・大名らとの政治的関係を軸に本願寺の動静を詳述し、その実情を明らかにする内容。豊臣政権下の活動にも詳しく、教団存続という一貫した姿勢が見えてくるように思う。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/208/K

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著者プロフィール

神田千里(かんだ・ちさと)
1949年東京都生まれ。東京大学文学部卒、1983年同大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。日本中世史専攻。高知大学人文学部教授、東洋大学文学部教授を経て東洋大学名誉教授。主な著書に『織田信長』(ちくま新書)、『島原の乱――キリシタン信仰と武装蜂起』(講談社学術文庫)、『一向一揆と石山合戦』(吉川弘文館)、『宗教で読む戦国時代』(講談社選書メチエ)、『戦国と宗教』(岩波新書)、『顕如』(ミネルヴァ日本評伝選)など多数がある。

「2021年 『戦国乱世を生きる力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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