大友義鎮:国君、以道愛人、施仁発政 (ミネルヴァ日本評伝選 216)

著者 :
  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623090808

作品紹介・あらすじ

大友義鎮(1530年から1587年)戦国大名。法名「宗麟」。
北部九州の守護公権力として領土と領海の統治に邁進し、ヨーロッパから訪れた未知なる宗教の宣教師や、外交交渉のために来日したアジアの国家使節に果敢に向き合った義鎮。国を超えて活躍したその生涯に迫り、事績と人間性に新たな光を当てる。

感想・レビュー・書評

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  • 東アジア海域世界の視点から、その事績の再評価が目指されている。主に経済・外交等の諸政策に重点が置かれる構成上、通史的な記述は少ないものの、国際貿易における存在感が理解できる内容。歴代大友氏の文脈上への位置づけも興味深い。

  • 東2法経図・6F開架:289/Mi43/216/K

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著者プロフィール

名古屋学院大学教授。専門は日本中世史。
主な著書に『アジアのなかの戦国大名―西国の群雄と経営戦略』(吉川弘文館、2015年)、『戦国大名の海外交易』(勉誠出版、2019年)、編著に『戦国大名大友氏と豊後府内』(高志書院、2008年)、『大内と大友―中世西日本の二大大名』(勉誠出版、2013年)、『描かれたザビエルと戦国日本―西欧画家のアジア認識』(勉誠出版、2017年)、『戦国大名大友氏の館と権力』(共編、吉川弘文館、2018年)などがある。

「2021年 『交錯する宗教と民族 交流と衝突の比較史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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