宮澤賢治: 二度生まれの子 (転換期を読む 32)

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  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624934521

作品紹介・あらすじ

1992年に刊行された幻の名著『抒情の深層――宮澤賢治と中原中也』(矢立出版)のうち宮澤賢治の部分を独立させ、あらたに関連文献を追加し、著者の長い「あとがきに代えて」とたかとう匡子氏による解説をくわえて復刊する。みずからの存在と書くことの意識をめぐって切迫する賢治の「修羅」とはいかなるものであったのか、妹トシの死をめぐる葛藤やさまざまな童話の分析など、コンパクトながら数多い賢治論のなかでも白眉の一冊。目次修羅の自覚童話以前水族館の窓交感の言語中原中也の関心二度生まれの子『春と修羅』出版事情 今、振り返って――あとがきに代えて[解説]倉橋健一『宮沢賢治』について たかとう匡子

感想・レビュー・書評

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  •     -2024.03.22.読了

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/570248

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著者プロフィール

詩人、文芸評論家。昭和9年、京都市生まれ。同人詩誌「山河」「白鯨」を経て、現在、総合文芸誌「イリプスⅡ」主宰。詩集に『区絵日』『暗いエリナ』『藻の未来』『異刻抄』『化身』(地球賞)『唐辛子になった赤ん坊』『現代詩文庫 倉橋健一詩集』など。評論に『抒情の深層』『世阿弥の夢』『詩が円熟するとき――詩的60年代還流』など。

「2020年 『人がたり外伝 大阪人物往来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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