- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634150157
作品紹介・あらすじ
国を憂い奔走する武士の姿、生死を賭けて海外へ渡航した人びと、茅葺きの屋根が整然と立ち並ぶ宿場町、様々な職業の人たちで活気に満ちた街道の風景、そして城と城下町、港と船など、さまざまな幕末の情景を貴重な写真で記録した。
感想・レビュー・書評
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幕末に活躍した武士の貴重な写真資料を載せた資料集
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図書館本。写真がいっぱい。幕末の雰囲気が垣間見れる気分が味わえて面白い。日本馬の小ささとか、小田原の街並みとか、写真でみると分かりやすい。小説や漫画でおなじみの人の写真も沢山載ってる。
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資料ID:21102766
請求記号: -
この時代の男たちの顔は凛々しい。
鳥肌が立った。 -
眺めてるだけで楽しい。大満足。
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ほぼ幕末人物の写真集。既にこういう写真集は結構出ているので、特に「おっ」と思うような写真は無かった。
でも使節団・留学生の写真がまとまって載っているので、好きな人には嬉しいかも。 -
当時の写真がこんなに残っていることに驚いた。
人物、それも男性の写真が圧倒的に多かったけど、やはり骨格というか体格というか現代人とは違うなあと感じた。 -
収録されている写真には史料としてのとんでもない価値があると思う。
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幕末の日本 憂国の志士と海外渡航者~幕末を記録した写真・国を憂う群像たち・戊辰戦争・異国での記録~厭きないような工夫はあるが,退屈になるものも。同じ人物が同じ写真で別項目中で紹介されていたり・・・というのは外国使節に多く見られる。着物の下にシャツを着たり,その上で蝶ネクタイをしていたり,着物にハーフブーツという坂本龍馬が特別ということはないようだ。多くの人が椅子に深く腰掛け,背もたれに身を預けているため,だらしなく写っている。浅く腰掛けて背筋を伸ばせば良いのに・・・正座が一番良い。町の風景や雑多な人々の写真は明治中期のものが多くて残念。幕臣であっても維新後重用されている人が多いのにちょっと驚く
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幕末の動乱期、日本人は写真撮影に成功した。
国を憂い奔走する武士の姿、生死を賭けて海外へ
渡航した人々。
宿場町と街道、城と城下町などさまざまな幕末の
情景を貴重な写真で記録した。
本書をみると幕末に数多くの写真が撮影されてい
たことがわかる。江戸の人たちの息づかいが聞こ
えてくるような迫力がある。
また、英仏露米へ多くの留学生や、使節が派遣さ
れていたことがわかる。本書は解説が充実してい
ることも嬉しいが、索引が無いのが難点ではある。