北欧建築紀行: 幸せのかけらを探して

著者 :
  • 山川出版社
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本棚登録 : 155
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634150393

作品紹介・あらすじ

「ここにずっといたい」と思わせる、幸福やなぐさめに満ちた空間の数々。「居心地のよさ」をとりいれる工夫でいっぱいの、北欧の美しいデザインを案内します。北欧建築に恋した旅のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 北欧旅行に向けて。

  • 2016-1-14

  • 北欧らしく洗練されつつおしゃれな装丁がまた魅力。
    また、北欧って、遠いからこそ思いが募るのかもな、というところを感じるきっかけにもなった一冊。

    俯瞰的な北欧ガイド本が多い一方、思いのこもった本で面白い。なかなか良書。
    思いがこもっているのと、旅しているような感覚になれるので、こちらも旅したいと誘われるよう。

    デンマークのくだりは思いがやや強すぎてあれだったけど(ちょっとだけね)、
    スウェーデンについてはやや冷静にアスプルンド建築のよさ等が書かれていて、かえって惹きこまれる。
    また、フィンランドには「愛ある建築」を感じた。
    あー、本当にいきたいなぁ!

  • 旅のおわりは、新しい人生のはじまりです。恋の終わりもそうです。人生とは「はじまりとおわり」の繰り返しなのだと思います。

    あとがきより

  • 初めに階段を紹介する建築本は中々ありません。
    北欧五ヶ国の教会、図書館、美術館、博物館、建築家の自邸等、壁色、家内のこだわりがふんだんに盛り込まれています。

    建築に詳しくなくても写真を眺めているだけで小旅行として楽しめます。
    いつか火と氷の国へ訪れたいです。

  • キュレーターであり建築にも造詣が深い(らしい)著者が、北欧の建築に魅せられて探訪した北欧の名建築を紹介した一冊だ。
    内容は興味のある分野なんだけれど、各編の前に織り込まれるやたら乙女チックなポエム調の短文がどうにもなじめなかった。細かいことなんだけれどキリスト教の教会を訪問した際に「輪廻転生」って出てくるのも疑問。そもそもこの言葉って仏教用語だろう・・・とか、文章のそこかしこに微妙な突っ込みどころがあるのが気になってしまう。
    自称「アート&デザイン界のキューピッド」っていうプロフィール、すごいな。

  • ・ストックホルム市立図書館
    ・マイレア邸

    いつか行ってみたい。
    合間のポエムと著者の恋愛エピソードは、正直いらなかった。

  • 人生や恋愛のエピソードを建築と重ねる、、、突飛なこと思いつくなぁ。最後が別れなのは悲しいので、だんだん盛り下がって、別れて、新しい出会いがあって、再び盛り上がったところで「読了」が良かったな。

  • なんか、もっとがっつり建築を見たかった

  • 北欧行きたくなる。

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著者プロフィール

新潟県生まれ。建築史家、博士(学術)。
慶応義塾大学大学院博士課程単位取得退学。コペンハーゲン大学留学後、東北芸術工科大学、東京藝術大学を経て、
2022年より東京家政大学准教授。慶応義塾大学、中央大学等でも非常勤講師を務める。
2016年より一般社団法人東京建築アクセスポイントを設立し、代表理事を務める。
近現代建築の魅力を一般に広めようと各種建築ツアーを実施。
主な著書に『近代ニッポンの水まわり』(学芸出版社)、『北欧モダンハウス』(学芸出版社)、
『北欧建築紀行』(山川出版社)、『ウッツォンの窓の家』(彰国社)、『アルヴァ・アアルト もうひとつ の自然』(国書刊行会)。
東京建築アクセスポイント http://www.accesspoint.jp

「2022年 『山手線の名建築さんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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