ピョートル大帝: 西欧に憑かれたツァーリ (世界史リブレット人 57)
- 山川出版社 (2013年12月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634350571
作品紹介・あらすじ
西欧化に向けて大きく舵を切り、帝政ロシアの礎をきずいたピョートル大帝は、自らを「国家の召使」と自覚する「近代人」であった。だが彼はいかなる法の制約も受けることのない専制君主であり、改革は大きな犠牲をともなった。サンクト・ペテルブルクは改革のシンボルであるが、伝統的なモスクワの人々の心性と大きく乖離していたのである。本書では大帝の諸改革をとおして人間ピョートルに肉迫することにしよう。
感想・レビュー・書評
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事実描写メインで、特にドラマティックさを求める対象ではないです。大帝のリーダーシップを学ぶには別の書が良いでしょう。
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
ピョートル大帝の名前は聞いたことがあるが、その功績はほとんど知らなかったが、ロシアの大国化の礎となった人物だったということがよく分かった。
一代で改革を進めたことによる軋轢は多かったようだけど、一度は進めてしまった改革はかなりの部分でそのまま残り、ロシアは近代化していったようだ。
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