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- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634542600
作品紹介・あらすじ
武将たちが、合戦を繰り返すなかで、新しい統一国家を築きあげる。その一方で村や町は焼き払われ、民衆は逃げまどうばかり…。戦国時代といえば、そんなイメージが強いかもしれない。だが、それは事実ではない。土豪をリーダーとする村々が「国」をつくり、町が自治都市(「所」)になったのが戦国時代である。そして、こうした村や町の運動が近世社会の基礎となる。京都の郊外、「洛外図屏風」に描かれた世界を舞台に、新しい時代が生み出されてゆくさまを追いかける。
感想・レビュー・書評
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土豪は国家と、商人は宗教組織に連なって社会的身分を取得、集団化してそこに地縁が生まれる。
中世ヨーロッパ都市でばかり強調される一個の法人格は、「国」となった村、「所」となった町にも見出せるのではないかと思った。
勝龍寺城の陰に隠されていた「寺院都市・勝龍寺」像を史料から発掘し、復元する様子も興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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