- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635048156
感想・レビュー・書評
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ゴールデンウィーク中、多少夜更かしもして、何でそういうときって昔の事件・事故の話を読んでしまうのだろう。事故のウィキペディアやまとめサイトをみて震えたあとは、本を読んでなぜ事故は起きたのか、真面目に考えてみるのも、いい時間。
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1940年生まれの筆者はかなり辛口。
遭難者の実際の写真に身が引き締まる。 -
遭難救助に長年携わってきた著者だからこそわかる「こういう奴は遭難する!」という実感を、その豊富な経験とともに披露する一冊。
正直、それほど難しいことは言っていない。ヘッドランプやツェルトは入れとけ、とか登山届けは出せ、とかほんと基本中の基本みたいなことしか書いてない。遭難事例も、遭難事故としてよく紹介される過酷な天候下の事故などは紹介せず、ほんとその時期としてはごくごくありがちな天候で起きたような事故ばかりが紹介される。
遭難救助の現場で見かけるものの多くが、「天候」のせいというより「遭難者本人の心持ち」のせい。そしてそれは案外ちょっとしたことでやってくる。
遭難を「いざというとき」と思わず、「ちょっとした気の緩みや慢心」があればセットで付いてくるくらいの認識でいた方が、登山者にとっても救助者にとっても幸せ。
「遭難しないための知識・技術の一冊」ではなく「遭難しないための心持ちの一冊」でした。 -
山で遭難するのは、登山者のレベルに関係なく、山の難易度も関係ない。ちょっとした油断・過信が重大な事故につながりうる。
著者が年配のベテランなためか、乱暴な表現も多く、時々不快に思うところがあるが、正論なので仕方ないのだろう。 -
登山計画書
登山届のたぐいは、面倒がらずに提出すること。 -
長野県山岳遭難防止対策協会講師 実際に救助に当たる立場から辛口な忠告
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安全で確実な登山のための辛口レクチャー~山の遭難だけが何故,遭難として扱われ,ニュースバリューがあるのか。遭難する者は最初から遭難している~どれほど辛口かと訝しく思ったが,相当な辛口だ。1940年,長野市生まれで,長野の記録を作ってきた。長野県遭難対策協議会の講師も務めた。はい,私は山には行きません