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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635048323
感想・レビュー・書評
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哲学者であり随筆家である著者の串田孫一はこれまで知らないままでした。戦前から戦後にかけての山登り日記のような随筆が中心の本です。筋肉質の登山家と違って、内向的というか、うじうじとした内面もそのまま描写されていておもしろい。
戦後の疎開先の山形の村は私の身近な土地でもあり、近年までそんなところだったのかと思うと同時になくなった両親の幼い頃の生活も想像されてとても懐かしいような感じ。
山の中か悪天候で閉じ込められた山小屋で読んで、「だよね〜」とかいいながら楽しむのにぴったり!
紅葉のシーズンにもなったし山にも行きたくなるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体で感じた山より頭で感じた山のことが書いてある印象。
観念的な表現が多い。割と暗い。
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