生き物の持ち方大全―プロが教える持つお作法

  • 山と溪谷社
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本棚登録 : 102
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635230223

感想・レビュー・書評

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  • 夏!といえば昆虫採集!
    という子供、今はどれくらいいるんでしょうかね。
    生き物は好き、という人でも『正しい持ち方』を知らないって人結構いるはず。
    そんな人にぴったりな本がこの本。
    『生き物の正しい持ち方大全』
    生き物の持ち方が写真と楽しい解説付きで学べます。
    登場するのはコーカサスオオカブトやオカメインコ、そしてタランチュラ、スッポンまで。

    三人組コントユニット「テニスコート」のひとり、神谷圭介さんがイラストと文を担当。フザケた語り口が読む人を選びそうだけど、小学男子マインドで読むとこのノリにはまれるかも。
    企画・写真・持ち方指南は両生類や爬虫類の写真を中心に撮っている松橋利光さん。

    芸人さんならではのギャグセンスで突っ走りながらも“持たせてもらう”生き物に負担がかからないように、“持つ”本人が怪我をしないようにと、教えるところはきっちり教えてます。

    個人的に良かったのが『蝶の正しい持ち方』を覚えたこと。
    親指と人差し指でつまむように羽を持っていたのですが、それだと失敗してしまって・・・。
    人差し指と中指の側面で羽を挟むように持つと良いのだとか。
    名付けて『カード払いばさみ』(笑)だそうです。

    • やまさん
      5552さん
      こんばんは。
      やま
      5552さん
      こんばんは。
      やま
      2019/11/09
    • 5552さん
      やまさん。
      こんばんは。
      やまさん。
      こんばんは。
      2019/11/09
  • 海外旅行のお土産にサソリが紛れ込んでいたら?!道を歩いていたら毒蛇に出会ったら?!鋭い猛禽を手に留まらせなければいけなくなったら?!

    そんな時でも慌てず騒がず、人間にも生物にも負担を掛けない生物の持ち方お作法を知っていれば大丈夫!

    ツノと足が鋭いカブトムシは角を挟む”おちょこ持ち”。
    ウナギを掴むには手に塩をまぶして”剃るティホールド”。
    サソリには脅威の毒針を封じる”毒針つまみ”。
    凶暴なワニガメは後ろから”後甲がため”。
    毒ヘビには顎と頭を”三角がため”。
    巨大なトカゲはバーベルを持ち上げるつもりで”クリーン・アンド・ジャーク”。

    上手く生物をモテれば、異性からもモテること間違いなし?!

    …などなど、持ち方ネーミングはおちゃらけていますが、それぞれの生物の危険な部分を紹介し、そこを避ける、または抑えることによって危険が少なく持つことができますよ、という案外真面目?な本。
    まさに「生物も人間も傷つけないお作法」の本です。

  • ぶははは!
    楽しい本。

    もしも押し入れからダイオウサソリが飛び出てきたら…
    もしも道端でミズオオトカゲが歩いていたら…
    もしも玄関でワニガメに遭遇したら…

    大丈夫、落ち着いて、この本に載っていたように手を…手を…手を…
    ぎゃ~!噛まれた!!!
    ってなること間違いなし!

    あ!でも蛇に噛まれた系の応急処置のプチ情報は役立ちます。
    口で吸いだすな、酒を飲むな、紐で縛るな
    ありゃ~ドラマの世界だけなんだな~。
    勉強になりました!!

    いや、そうじゃなくて、とにかく笑って楽しめる本。
    106ページと107ページはなかなかの写真なので…
    女子は注意すべし!

  • 私は、この本のお陰でどんな生き物も持てる自信がつきました。
    本当に感謝しています!

    と、なるかは分かりませんが、こういう本気でバカをやっている本は好きです。
    いや、真剣なのかもしれませんね。
    一生に一度、毒グモを持たなければならない場面ももしかしたら来るかもしれませんし。

    両手で抱っこのページが好きです。

  • これを読めば、色んな生き物を上手に持つことができます。
    以上。

    …という内容ではない!
    本屋さんで「生物」の棚にならんでいたのを、サブカルチャーのところに移動させてやろうかと思ったのですが。

    いやいや確かに持ち方が図解で書いてあるけど、それはいいのかいとツッコミを入れたくなります。
    でも多分、まじめな本です。

    ヴィレヴァンにきっと置いてある。

  • まじめに読んではいけません。
    まあ、なーんも考えずによんだほうが
    非常に楽しめるでしょう。

    だけれども言っていることは非常に
    的は射ているんですよ。
    凶暴な生物の死角をついて
    噛み付かれたりしないように、と。

    1箇所日本産ではないものの
    Gの出てくる箇所がありますので
    そこら辺はご注意を。
    でも日本産あいつよりはまだかわいいかもよ?

    完全ネタ本です。

  • ヤマケイさんなにやってんのw

  • 真面目なのかふざけているのかよくわからない。
    よくわからなすぎてついレビューを書いてしまった!!

    それなりに面白いけど、真面目な本と勘違いして買っちゃった場合はがっかりするだろうな(笑)。
    山と渓谷社、こんなのも出してるとは意外。

  • 私は大好きですこういう本。
    くだらないネーミングが素晴しい。
    特に気に入ったのはフェレットの持ち方、
    「フェレットフォー・ユー」。
    びっくりしたのがゴキブリの持ち方、
    「仏手つまみ」。
    まずゴキブリをつかんでしまう事自体が凄い。
    そして別段知りたくもなかったですが
    この本によってゴキブリというのはからだが軟らかいと知りました。
    ずっとかたい生き物なのかと…(クワガタ的な…)

    この本のレビューですが
    最低点を付けている方も結構いらっしゃるようです。

    大抵が本当にタイトル通りのきちんとした本だと思って購入なさった方ですね。
    そりゃ、私も真面目にその事についての知識が欲しくてお金を出したのに
    読んでみたらおふざけな内容だったら
    ハラワタ煮えくり返ります。

    ネットでキーワード検索などで本を探して
    注文した場合、(しかも表紙も見られずレビューも知らず)
    こういう悲劇も起こり得るんですよね;
    ネットでの買い物でも少しだけ中身が見られるようになればいいのですが。

    この本はほぼ実用性なしなのでお気をつけて。
    ちょっと面白気な本を読みたい方におすすめします。

    ちょっとだけ中身を…
    ニワトリのラン•アンド•キャッチの手順です

    最初の2ページがこれ

    さらにあと4ページの死闘が繰り広げられます。
    はたして…?
    気になる方は探して下さい。

  • 今更ながら近所の図書館に登録して借りて来てみた。
    軽めに読みたかったので、小一時間くらいで読破。
    昆虫や蛇、猛禽類など、様々な生き物の持ち方をイラスト付きで解説。
    持ち方名と、合間に入るマンガ的なものが若干滑り気味ではあるが、子供が読むにはちょうど良いのでは?

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著者プロフィール

松橋 利光(マツハシ トシミツ):1969年、神奈川生まれ。水族館勤務を経てフリーランスのカメラマンとなる。両生類、爬虫類などを中心に、日々フィールドで生物の観察、撮影をしている。児童書や図鑑など著書多数。

「2023年 『世界の美しき鳥の羽根 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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