組織と経営について知るための実践フィ-ルドワ-ク入門

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 189
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641161689

作品紹介・あらすじ

企業論理の光と影、官僚制組織の功罪、企業文化の落とし穴、「ジェンダー・トラップ」…企業のさまざまな側面について深く知るための入門書。14のキーワード、16のブックガイド、20の研究事例(ケース)を通じて学ぶ、仕事と職場の民族誌。

感想・レビュー・書評

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  • とにかくフィールドワークについての本の紹介が多い。case19+Book Guide 16で合計25冊の本について丁寧に説明している。授業で25冊の本、つまり1回2冊の本を読んでいくことは米国の院並みである。日本の大学の授業で、この分量の本を読みながら授業をしていくのは至難の業である。しかし、本の紹介としてはいい。ただし、この本だけを読んで、フィールドワークを行うことは少し難しいようにも思える。やはりハウツー本もあった方がいいのでは。

  • フィールドワークをする人は必読

  • 組織に入り込んでのエスノグラフィー。
    こんな学問分野があったとはね!
    「使う」ための本として実装されており、とてもよい。

  • ざっと読んだ。フィールドワークの基本書などを紹介。

  • (メモ)企業・経営中心.参考になる研究のブックレビュー多い
    参与観察,インフォーマルインタビュー,文献調査
    フィールド・ノーツや聞き取りの方法,資料の分類も

  • 【閲覧係より】
    フィールドワーク的手法による研究事例の報告書として著者が選んだ多ジャンルの著作・映画を手掛かりに“フィールドワーク”について考察しています。
    セレクトの妙で“フィールドワーク”を身近に感じられる手軽さが魅力です。

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    所在記号:361.9||サト
    登録番号:20096565
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  • これなんかも同じ。
    監査人養成プログラムに追加できそうだな。

    本棚から探せるかな…

  • 大学時代、何を知るにもまず現場に行くことの重要さを教えられた一冊。
    私の今の姿勢の基本になっています。

  • フィールドワークの種類の紹介がある。
    密着取材
    体験取材
    観察研究
    聞き取り調査

    結果として出版された本をCaseとして紹介しているのが面白い。
    「社会調査のうそ」を例題にしていることろG出色。
    文献一覧としても使える。

    報告を目指して調査する姿勢が整うかもしれない。
    反面、手ごろな目標をたてすぎる傾向を助長するかもしれない。

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著者プロフィール

同志社大学商学部教授,一橋大学名誉教授
東京大学文学部卒業,東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退,米国シカゴ大学
Ph. D.(社会学).
専攻は組織社会学,社会調査方法論.
東北大学助手(文学部),茨城大学助教授(人文学部),一橋大学助教授・同教授(商学部)
(2000–01 年プリンストン大学客員研究員,2013年オックスフォード大学ニッサン現代日本
研究所客員研究員)2016年4月より現職.
主な著書にKamikaze Biker(University of Chicago Press, 1991),『現代演劇のフィールド
ワーク』(東京大学出版会,1999 日経・経済図書文化賞受賞,AICT 演劇評論賞),『本を
生み出す力』(共著,新曜社,2011),『組織エスノグラフィー』(共著,有斐閣,2011 経
営行動科学学会優秀研究賞),『社会調査の考え方[上][下]』(東京大学出版会,2015)など.

「2018年 『50年目の「大学解体」 20年後の大学再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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