- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642071352
感想・レビュー・書評
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流行はいつの時代もある。食べ物やファッションをはじめ様々なものが流行っては廃れと繰り返している。信仰の世界にも流行りがあった。
「御開帳」と言えば、長野県にある「牛にひかれて・・・」で有名な善光寺が話題だ。御開帳の度に多くの参拝客が訪れる。
江戸時代もご開帳は、寺院とって財政面で潤った。有力寺院本尊の開帳は、近世初頭以来、浅草寺観音開帳などで人々に馴染み深いものだったそうだ。
開帳の回数が増えたり減ったりするのはどうしてかと著者は疑問に思った。それは、民衆の日常生活の順調な展開を阻害する事件と係わりがあると指摘している。
災害があった年は開帳が減る一方で、災害の翌年にはご利益を求めて人々が殺到する。
参拝で盛り上がるといえば、縁日がある。縁日は、古くは仏縁にあずかれる日という定めであり、この日に限って特定の仏菩薩が信者に相まみえると信じられていたそうだ。
それが、この日に参拝すると良いことがあると解釈されるようになったそうだ。
特定の宗教の信者ではないが、初詣などで神社仏閣に参拝するという人は多い。そういう意味で、これからの信仰がどのようになっていくのか興味がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
「貧しさを分かちあう社会主義」に訣別し「民族化」の道をめざすまで。
ドイモイ(刷新)の提唱者チュオン・チンに焦点を当て、80年代前半の「地方の実験」や共産党指導部内の論争をたどり、「下からの力」によって実現した改革路線の形成過程を動態的に描く。
[ 目次 ]
第1章 地方の実験
第2章 チュオン・チンの改革派への転身
第3章 価格‐賃金‐通貨改革の実施と挫折
第4章 発想の刷新をめぐって
第5章 政治報告草案の書き換え
終章 ズオン・フー・ヒエップ氏のドイモイ論によせて
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