はやり神と民衆宗教 (宮田登 日本を語る)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784642071352

作品紹介・あらすじ

祀(まつ)り上げ、そしていつしか祀り棄てられる流行(はやり)神(がみ)。民衆宗教の根底に横たわる信仰とはどのようなものか。木曾(きそ)御嶽(おんたけ)のシャーマンや出羽三山信仰・ハヤマ籠(ごも)りなどの山岳信仰を通して新宗教発生の基盤を探る。富士塚信仰、福の神・オタモイ地蔵から、相互扶助の論理や和合の論理など日本人の行動原理に迫り、「世直し」「世直り」などの世界観を究明する。

感想・レビュー・書評

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  • 流行はいつの時代もある。食べ物やファッションをはじめ様々なものが流行っては廃れと繰り返している。信仰の世界にも流行りがあった。





    「御開帳」と言えば、長野県にある「牛にひかれて・・・」で有名な善光寺が話題だ。御開帳の度に多くの参拝客が訪れる。




    江戸時代もご開帳は、寺院とって財政面で潤った。有力寺院本尊の開帳は、近世初頭以来、浅草寺観音開帳などで人々に馴染み深いものだったそうだ。





    開帳の回数が増えたり減ったりするのはどうしてかと著者は疑問に思った。それは、民衆の日常生活の順調な展開を阻害する事件と係わりがあると指摘している。





    災害があった年は開帳が減る一方で、災害の翌年にはご利益を求めて人々が殺到する。






    参拝で盛り上がるといえば、縁日がある。縁日は、古くは仏縁にあずかれる日という定めであり、この日に限って特定の仏菩薩が信者に相まみえると信じられていたそうだ。





    それが、この日に参拝すると良いことがあると解釈されるようになったそうだ。





    特定の宗教の信者ではないが、初詣などで神社仏閣に参拝するという人は多い。そういう意味で、これからの信仰がどのようになっていくのか興味がある。

  • [ 内容 ]
    「貧しさを分かちあう社会主義」に訣別し「民族化」の道をめざすまで。
    ドイモイ(刷新)の提唱者チュオン・チンに焦点を当て、80年代前半の「地方の実験」や共産党指導部内の論争をたどり、「下からの力」によって実現した改革路線の形成過程を動態的に描く。

    [ 目次 ]
    第1章 地方の実験
    第2章 チュオン・チンの改革派への転身
    第3章 価格‐賃金‐通貨改革の実施と挫折
    第4章 発想の刷新をめぐって
    第5章 政治報告草案の書き換え
    終章 ズオン・フー・ヒエップ氏のドイモイ論によせて

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著者プロフィール

宮田 登(みやた・のぼる):1936年、神奈川県生まれ。筑波大学教授、神奈川大学教授、国立歴史民俗博物館客員教授、文化庁文化財保護審議会専門委員、江戸東京博物館客員教授、旅の文化研究所所長等を歴任。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよんだ。柳田賞、毎日出版文化賞特別賞受賞。著書に『江戸のはやり神』『日本の民俗学』『神の民俗誌』『妖怪の民俗学』『山と里の信仰史』『都市とフォークロア』『宮田登 日本を語る』(全16巻)等がある。2000年、没。

「2024年 『柳田國男全集 別巻2 補遺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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