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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642078702
作品紹介・あらすじ
人・物の移動は文化の境界を越え、違いを際だたせると共に文化の融合をもたらす。行商し、あるいは市に出店する人々を追い、異国の地でたくましく暮らす人々のコミュニティを描き、地域社会の多様な姿を浮彫りにする。
感想・レビュー・書評
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市場、宿、在日韓国人…表題の通り「人と物の交流」だった。市場や宿について掘り下げた著書は自分はまだ読んでいなかったし、違う文化にふれたり時代が変わっていくことによって、どのようにそれを受容して変わっていくか、それをそこに住まう人たちはどう生活に取り込まれているのか。
在日韓国人の論文はとても新鮮で刺激的だった。
戦争で日本に強制連行された朝鮮の人たちが戦後帰ろうにも帰れず、生き抜く術を身につけ、日本生まれ日本籍の人を簡易宿舎に囲うまでに変遷する、でも差別はあるがそこにいくのは需要的だから、という点。あと、集住地域に住んでいる人は政治的なことやどちらかの国籍を日々意識せず生活している人もたくさんいるということは、私は知らなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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