清里高原殺人別荘(ビラ): 長編トリック・ミステリ- (立風ノベルス)
- 立風書房 (1988年11月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784651420073
作品紹介・あらすじ
白い清里高原。逃走中の学生を待ちうけていたのは別荘の妖女・秋江。閉ざされた「迷宮館」で殺人劇は果てしもなく。渾身の本格巨篇。
感想・レビュー・書評
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稀少本なので、図書館で借りて読んだ。地味だが、きっちりと作り込まれている。閉ざされた山荘に抜け穴がないのも高ポイントだ。
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雪に閉ざされた山荘に逃げ込んだ銀行強盗犯5人組が殺されていくお話です。 銀行強盗犯の主人公達と、秘密を隠し持っている怪しい女との駆け引きや推理の応酬は特に目を見張るものはなく、「ストレートなクローズドサークルものだなぁ」という印象でした。しかし、最後にインパクトのある大トリックが炸裂します。トリックのアイデアと構図を一気に反転させてしまう手際は圧巻です。隠れた名作だと思います。
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雪の山荘での連続殺人というガシェット、ただクローズドサークルではない。
そして何かをしてきたらしい。
…すっかり騙されました。
最近こういう仕掛けの話しを読んだのに…しかも、新本格初期と同じ時期の作品。
短いながらの秀作です。
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