ミュ-ジカルスパイス: こそあどの森の物語5 (こそあどの森の物語 5)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006153

感想・レビュー・書評

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  • 口にすると体が勝手に踊りだし、歌を歌ってしまう不思議な「ミュージカルスパイス」。

    終盤の、トワイエさんのエピソードや「つけたし」など、なんだか物語の構成が変な気がしますが、とても面白い物語でした。普段は無愛想な人たちが踊りだしたりといった部分もさることながら、ホタルギツネのエピソードは「ことば」について示唆的です。

  • 題名がいいと思います

  • こそあどの森シリーズ5

  • バーバさんの姿見たいわ・・・・・・・・・・・・・・・


    バーバさんからの手紙で、
    珍しい花、カタズラという種類の花があると知ったスキッパー
    その花の特質でその花を粉末状にして食べたら、
    どこからか、光がでてきて気持ちがあがって、
    勝手に、今の自分の気持ちとかをミュージカルにして表してしまうのだ。

    ある日、ギーコさんに頼み物をしようとたずねると、
    そこに、双子もいた。
    一緒にたずねると、いつも無口で無表情な
    ギーコさんがコロコロと表情を変えてベラベラと喋っている。
    しかも、あの皮肉やなスミレさんまでが
    踊って、歌ってミュージカルに・・・・・・・・・

    ここで、ネタばれ・・・・・・・・・・

    双子が、へんなツルを見つけたから
    リスに食べさせてみると急に踊りだした。

    コレが、他の人にもきくかどうかで、
    一番面白い結果がでそうなギーコさんとスミレさんで試す事に・・・・・・・
    こっそり、二人のコーヒーにソレをいれたのだ。
    のだそうだ。
    いつもの、スミレさんならここで説教の始まりだが
    今は、そんな事気にもしない。

    双子の話をきいて、
    スキッパーは、バーバさんの手紙に書いてあった
    あの珍しい花の事だと分かった。

    そんな時ドーモさんが口を開いた。
    その場に居合わせた郵便配達のドーモさんの
    話では、あの仲のいい夫婦、トマトさんとポットさんが
    なんと喧嘩している。とのコト。

    それは大変だ。と、みんなアレが入ったコーヒーを飲み
    湯沸しの家へと向かう。

    そして、ちゃっかり二人にも例のアレをのませたら・・・・・・・・・・・・

  • ミュージカルスパイス、
    もしもあったら、あなたは、食べる?

    ミュージカルスパイス、
    もしもあったら、あなたは、誰に食べさせる?

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

    ホタルギツネが印象的でした。
    また、会えるかな?

  • 本当にミュージカルを見ているみたいだった!
    すごく楽しくて、ワクワクしてくる。

    もうひとつお話のホタルギツネは少し切なかったです。
    けど最後はほっこり、暖かい気持ちになれました。

  • 【11/14】学図。季節の本(おんがく)展示11/2~&11月のおすすめで紹介。(うた)(ミュージカル)(謎)(コーヒー)(シリーズ・5)。F中学年~

  • 5巻
    古本で購入

  • こそあどの森シリーズ5巻。もう、このシリーズ大好きだ!ストーリィ中の歌もよくできていて、ほんとに聞こえてくるみたい。トワイエさんのエピソードが別にあるのも、また良いです。そしてホタルギツネには、児童文学の普遍的テーマが見え隠れ。シリーズ全巻揃えたい。

  • 全部読んだと思ったのにまだあった
    これは読んだ。このシリーズ好きでした

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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