百万ポンド紙幣―マーク・トウェインショートセレクション (世界ショートセレクション 4)
- 理論社 (2017年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652201770
作品紹介・あらすじ
「魂を賭したまえ!」「改心したまえ!」それは悲劇?喜劇?天国それとも地獄…?名作がスラスラよめる!世界文学旅行へお連れします。
感想・レビュー・書評
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ヨシタケシンスケさんの絵に誘われ借りる。このシリーズはとっつきづらい文豪達の作品を手に取りやすいようにとしたものなのかな。代表作トム・ソーヤやバックルベリー・フィンを未読だがこの短編集を読んで風味を味わえたような気がした。
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マーク・トウェイン(米)
イギリス人金持ち老兄弟の賭け。一文無しのアメリカ人青年は,高額すぎて使えない「百万ポンド紙幣」をどう使うのか。消費するだけでなく,信用により利益を得るのが冴えてる。 -
マーク・トウェインの短篇集。正直、ヨシタケシンスケさんのイラストに惹かれて買ったのですが、なかなか面白かった。時代や国が違うからか、全然ピンとこないのもあったけど・・・。タイトルにもなっている百万ポンド紙幣は、ハラハラしつつ、主人公の機転が痛快で、いかにも、物語を読んだ、という気分を味わえた。
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「彼は生きているのか、死んでいるのか」
…無名のまま亡くなった全ての芸術家への優しいレクイエム。
「ギャズビーホテルに宿泊した男」
…よ、よくわかんなかった??…
「実話 一言一句、聞いたとおりに再現したもの」
…アメリカの奴隷の方達が、どんなに恐ろしくひどい目にあってきたか。その上で、人生の喜びを手にした一人の女性のお話。
「天国だったか?地獄だったか?」
…敬虔で信仰深い2人の老婦人がついた嘘。
「病人の話」
…体は精神に引きずられる。
「ジム・スマイリーと跳び跳ねる蛙」
…牛の尻尾が気になる。
「百万ポンド紙幣」
…短編とは思えない!ジェットコースターストーリー。 -
数十年前に、英米文学を学んだ時に、マーク・トウェインを読んだ。
堀川志野舞氏の訳も読み易く、ミレーの晩鐘の絵画の話など、ふふふ。。。と、笑顔になってしまうような面白さ。
この題名の100万£の紙幣も本当に発行されたのか?どうかを知りたいほどになった。
作者は、旅行好き、、、この時代は、生きるために、色んな場所へ行ったのか?それとも、取材のような感覚で、海外を移動したのか?
デイズニーランドのマーク・トウェイン号も、彼の名から取ったことを見たら、この時代、色んな所を探検(?)したのかも・・・なんて思いながら、読み終えた。 -
それでは映画を見てみるかな。
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皮肉屋さんだけどユーモアがあるわ❣️
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・作者のマーク トウェインは、私たちが産まれるずっと前の時代に生きた人だけど、今の時代になっても新鮮味があって飽きないから。