アフガニスタンを知るための70章 (エリア・スタディーズ)

制作 : 前田 耕作  山内 和也 
  • 明石書店
3.50
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本棚登録 : 72
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750352435

作品紹介・あらすじ

東西冷戦や宗教原理主義の台頭、いわゆる「テロとの戦い」の舞台となるなど、数十年にわたり苦しい状況に置かれているアフガニスタン。日本との国交樹立90周年を迎えるにあたり、その歴史と文化、人びとの暮らしを、平和と復興への期待を込めて幅広く紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 「完読するぞ」と張り切って読み始めたものの
    なかなか進まず、3分の1になる前に挫折。
    興味のあるところだけ選んで読むことにしました。
    次の3つにしぼりました。

    1.アフガニスタンの歴史
    2.日本との関係
    3.タリバン

    この本はたくさんの執筆者によって書かれていて
    「はじめに」で編著前田耕作さんがこう言っています。

    〈1945年の敗戦の日本に心寄せた国は
    アフガニスタンただ一国であったことも忘れがたい。
    困窮の敗戦国に救援物資を届けてくれたわけではない。
    変わらぬ連帯の微風を届け続けてくれたのである〉

    今年2021年は日本とアフガニスタンが修好通商条約を結び
    その公布から90周年の記念すべき年です。
    江戸時代以前から文物の伝来、
    あるいは新聞にアフガニスタンの名がのったり、
    アフガニスタン入りを図った日本人もいました。

    そして日露戦争の日本の「勝利」が、
    アフガニスタンの目を日本に向けさせたそうです。
    この辺がヨーロッパの国々とはちがうところですね。
    両国の人の往来はまずアフガニスタンからでした。

    さて今年の8月~9月、タリバンが全土制圧
    暫定内閣を発表しました。
    このニュースには本当に驚きました。
    はっきり言って恐怖を感じました。
    しかしこの本を読んで、
    アフガニスタンのニュースを冷静に見ていきたいと思いました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/784437

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000058389

  • 小樽商科大学附属図書館電子ブックへのリンク
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000117331


    学外からのアクセス方法:
    VPN接続後または事前に登録したメールアドレス・パスワードでログインしてください。

  • 2022.02.27 借りている。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50260742

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  • 東2法経図・6F開架:302.27A/Ma26a//K

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著者プロフィール

アフガニスタン文化研究所所長。
1957年名古屋大学文学部卒業。1975年より和光大学教授(アジア文化史・思想史)。2003年和光大学退職、名誉教授。東京藝術大学・帝京大学客員教授。
1964年名古屋大学アフガニスタン学術調査団一員として初めてバーミヤンを訪れ、以来アフガニスタンほか、西アジア、中央アジア、南アジアの古代遺跡の実地調査を行う。現在は主にアフガニスタンに関する文化研究を進めると共に、2003年7月から開始されたユネスコ日本信託基金に基づくバーミヤン遺跡の保存・修復の事業に参加している。

「2021年 『アフガニスタンを知るための70章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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