戦後日本の開発経験――高度成長の礎となった「炭鉱・農村・公衆衛生」

著者 :
制作 : 佐藤 寛 
  • 明石書店
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750355917

作品紹介・あらすじ

日本の戦後高度経済成長期を現在途上国が経験している「開発」すなわち他者からの援助を利用した近代化の過程の先駆として捉え、農村、炭鉱、公衆衛生の三つの分野について、とりわけ女性の働きに焦点を当て、高度成長がどのように準備されたのかを振り返る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/570629

  • 東2法経図・6F開架:361.9A/Sa85s//K

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

開発社会学舎主宰(アジア経済研究所名誉研究員)
〈主な著書・論文〉
『コンビニからアジアを覗く』(編著)日本評論社、2021/『開発援助と人類学』(編著)明石書店、2011/『開発援助の社会学』(単著)世界思想社、2005/「戦後日本の生活改善運動」『開発学を学ぶ人のために』(菊池京子編)pp.144-163、世界思想社、2001/「日本のODAの存在意義」『国際開発研究』第7巻第2号、pp.9-25、国際開発学会、1998
〈自分にとっての「戦後研究」の意味〉
大学の卒論で『開発社会学序説』を書いた時から「内発的発展論」は私の中で未解決な問題として残っています。そして途上国の発展と開発援助を考える際に、日本の発展の軌跡をどう捉えるか、明治維新と戦後復興を開発の文脈でどう相対化するか、がこの内発的発展論問題を解く鍵を提供してくれるのではないかと思っています。その意味で戦後研究は私の開発社会学研究にとっての「宝の山」なのです。

「2023年 『戦後日本の開発経験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤寛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×