- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751529492
作品紹介・あらすじ
スペシャルサマースクール「森の家」。新時代をよりよく生きるため、先入観にとらわれないエリート育成を目標に、7人の中学生が同じ環境、同じ食べ物、同じ服装、同じコンディションの中で、夏休みの3週間を過ごします。参加者は全員制服着用。私服不可。食事は自給自足を原則に、オーガニック食材を使用した特別メニュー。ジャンクフードは禁止。デジタル・デトックスのため、スマホ・PC・タブレットは没収。両親とは週1回、固定電話で通話可。母の策略により、このサマースクールに参加させられた中学2年生の舞は…。
感想・レビュー・書評
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世界とキレルことで、つながる!んだなーと、読後、タイトルに納得できました!こんなことでもなければ出会うことのなかったバラバラな7人が、少しずつつながっていく様子は、ありきたりな展開ではあっても、素直にホッとできて前向きな力をもらえます。
ただ…表紙イラストとタイトルからはもっとダークでホラーでもしかしたらSF?なお話を想像してしまって手を出しにくかったので、もったいないかもしれないです…もっと違ったアプローチも選べたように思いました。モッタイナイ! -
世界とキレル。
スマホ、インターネット、テレビ。
添加物もりだくさんのお菓子、化粧品、調味料、テレビゲームなど、いろんなものを手放して自然の中で生活をする合宿。
なんていうか、主旨も伝えたいこともわかるんだけど、病的なものを感じてしまった。洋服すら取り上げられて、ベッドメイキングがどうとか、添加物がどうとか、それをしなくても「世界と切れる」ことは可能なんじゃないの?
荒療治も必要だとは思うけど、なんかちょっとわたしには腑に落ちなかったなあ。
中学生くらいのうちに読んでおいてほしい。 -
#中学生
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スマホやパソコンが使えない場所で夏休みの3週間を過ごす7人の中学生の成長のお話。悩み事はひとそれぞれ。イマドキな感じの話です。
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前半、主人公以外の子供たちを主軸としたエピソードがほしかった。
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あらすじ紹介で予想した筋を外れることもなく、内容もびっくりするほどのことはおきないけど、面白かった。色々な立場の子どもたちが繋がってこれからの人生を素敵に歩いていってくれると良いな、と幸せな空想をしてしまった。
私の実家は田舎なので、この合宿が容易く想像できるんだけど、なんというか、流れている時間が違うんだよね。やってることが同じでも。少なくとも、田舎で過ごしてると10分待てば次が来る電車にむかってダッシュする心になることは絶対ない。 -
読みやすいけれど、意外な展開はなかった。
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シンプルな感じですが、なんか感動しました。最後のお母さんとの会話とか、とてもよかったです。