中世国家と東国・奥羽 (歴史科学叢書)

著者 :
  • 校倉書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751729106

作品紹介・あらすじ

本書は主として中世後期の国家と権力について論じたものであるが、この課題について二つの視角からみている。一つの論点は、国家と王権について検討している点である。もう一つは、東国・奥羽地域、社会の特質と中世国家の関わり、中央からの相対的自立性と共通性について検討していることである。その中でも殊に鎌倉府・奥州探題という支配権力の様態を明らかにすることを課題としている。

著者プロフィール

伊藤喜良(いとう きよし)
1944年、長野県に生まれる。
1974年、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。
現 在 福島大学名誉教授、文学博士。

【おもな著書】
『日本中世の王権と権威』(思文閣出版)、『中世王権の成立』(青木書店)、『中世国家と東国・奥羽』(校倉書房)、『東国の南北朝動乱』(吉川弘文館)、『足利義持』(吉川弘文館)、『動乱と王権』(高志書院)ほか多数

「2023年 『伊達稙宗 奥州王への夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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