増補版 富士山にのぼる

著者 :
  • アリス館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752009337

感想・レビュー・書評

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  • 石川直樹さんの「富士山登山」のすすめ
    写真と語りが素晴らしい。
    子ども達への読み聞かせにも最適。
    初めて知ったのは「吉田の火祭」
    昔から、畏れと祈りと崇める気持ちで富士山を眺めてきた。
    夏山登山の山じまいの日に
    山の神に感謝しながら神輿をかつぎ
    かがり火を焚く
    高さ3メートルになる大松明が燃えるという。
    是非見てみたい。

    私の富士山登山の思い出はほろ苦い。
    登っている途中で頭痛にみまわれ、頭痛薬を飲んだ。
    でもそれは高山病だった。酸素ボンベを買い、何とか少し回復。頂上でも、小一時間横になっていた。
    それでも山は魅力的だ。
    満天の星
    雪を溶かして作ったラーメン、コーヒーは格別だ、

    「足と手と目と息と耳と、からだ中で、富士山にさわりながら、また、富士山にのぼろう。」
    このメッセージ、しっかり受け止めて若い世代に伝えたい。
    五感を働かせて生きるということ。

  • 図書館にてお借りしました。
    大型本ですね。やっぱり富士山は大きい。笑

    様々な視点から撮られた富士山に、短い文章がストーリーとなって添えられています。
    足元に感じる富士山の雪肌。
    踏み込む音まで聞こえてくるようです。
    山頂付近でのテント泊、不安が押し寄せます。
    近づくことで、一目では収まらない富士山の様々な姿が紹介されていて、壮大さ、生命、静けさをも感じ取ることができます。

    「いつか、登ってみたい!」と思っていた富士山。
    富士山はあの頃のままなのに、登れる気持ちは無くなりました。トホホです。笑
    しかしいつでも。眺めているだけでも大満足です。
    富士山っていいですよね〜。
    ありがとうございました。

    補足ですが、巻末に【冬の富士山にのぼる、ぼくの装備一式】が紹介されています。ご参考まで。

    • まいけるさん
      こんにちは、まいけるです。
      石川直樹さんに魅了されています!
      山を、富士山を愛している人の本ですよね。
      わたしは高山病になってしまったので
      ...
      こんにちは、まいけるです。
      石川直樹さんに魅了されています!
      山を、富士山を愛している人の本ですよね。
      わたしは高山病になってしまったので
      いつかリベンジしたいです。
      足腰が動くうちに。
      2024/04/28
    • メメさん
      まいけんるさん、こんばんは。
      まいけるさんの感想を拝読し、こちらの本に興味を持っていたところ、図書館で出会えました。笑
      窓の遠くに富士山が見...
      まいけんるさん、こんばんは。
      まいけるさんの感想を拝読し、こちらの本に興味を持っていたところ、図書館で出会えました。笑
      窓の遠くに富士山が見えた日は、何だか嬉しい一日になります。夕焼けが見れると子どもにも声を掛けたりします。富士山って特別ですね。
      お身体に気を付けて、登山も楽しまれてください!

      素敵な本と出会わせていただき、ありがとうございました。これからも楽しく感想を読ませていただきたいと思います。よろしくお願いします。
      2024/04/28
    • まいけるさん
      ありがとうございます!
      嬉しいの一語です!
      これからもご感想を楽しみにしています、
      ありがとうございます!
      嬉しいの一語です!
      これからもご感想を楽しみにしています、
      2024/04/28
  • 富士登山の写真絵本。登山に必要なもの、登ること、その時の感覚、そこにある自然、見える景色などを石川さんが絵本でこちらに教えてくれる。私も一回だけ登ったことがある。でもその時は夜だし早く上まで登ることに必死だしで、富士山自体をじっくり味わうことなんてできなかった。それでもあの頂上付近から見た光景は鮮明に残る。日常と離れた別世界。大自然の中で人は揺さぶられる。

  • 10分 中学年くらいから
    写真が細かいところもあるが、まあクラスでも読めそう
    山登りの時期に

  • 3年生が音楽で「富士山」の歌を練習しているそうなので、読み聞かせ。
    著者の石川さんが実際に登山して撮った写真が素晴らしく、絵本というか半分写真集のよう。
    でも私は山中湖あたりのカフェで、富士山見ながらランチするくらいでいいかな

  • 2019年増補版

    読み聞かせ10分弱

    石川直樹さんを紹介 写真家、登山家、文筆家

    富士山はどんな山?火山
    夏の山肌は赤い

    水がしみ込んで、湧き水となっている
    青木ヶ原樹海

    8/26から2日間は、富士吉田市のお祭り
    赤い富士山の神輿をかつぐ


    1895年(明治28年) 8月30日 野中到(のなかいたる 気象学者)が山頂剣が峰に木造6坪の観測所を建設。冬季観測を試みる。

    新田次郎『富士山頂 (小説)』
    新田次郎『蒼氷』-1932年から1935年を背景にした物語
    新田次郎原作『芙蓉の人〜富士山頂の妻』

  • 読み聞かせ用。子どもは登山を知らず、知らない世界を知る。星空の写真に驚く。

  • いつも電車のなかから見る、家の近くの駅から見る富士山。
    三年後の夏に登頂を目指すことにきめました。
    吉田の火祭りも見てみたいな。
    この本にあるように自分の足で歩いて頂上まで行きたい。
    ただ見るだけじゃなくて体で感じて、新しい世界、新しい自分に会いたい。
    そうチャレンジしたくなる静かな美しいシンプルだけど力強い本でした。
    一度登頂したら、これから富士山を見るときの気持ちも変わるんだろうな!

  • 増補版になったので再読。地域と山との関わり、風穴氷穴などがプラスされたかな。登山途中の食事作りや登山途中の様子など疑似体験した気分になれ、読むたびに楽しめる。

  • K
    6歳1か月

    Y
    3歳9か月

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著者プロフィール

冒険家、写真家

「2019年 『いま生きているという冒険 増補新版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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