多様なるものの詩学序説

著者 : エドゥアール・グリッサン 小野正嗣

• 以文社 (2007年6月22日発売)

作品紹介・あらすじ

『全―世界論』で知られる、エドゥアール・グリッサンの講演／対談集。難解なグリッサンの思想への恰好の入門書。アングロサクソン的「多文化主義」とフランス的「統合」を共に超えるクレオールの思想とはなにか。

感想・レビュー・書評

[alichanさんの感想 · 2007年11月1日]

難解といわれているグリッサンの易しい本。(らしいです)
彷徨と逸脱こそ、私達に世界のいたるところで道を引かせるものだ！
私は難しいことはよく分りません。
でもこういう考え方は何となく好きです。

著者プロフィール

エドゥアール・グリッサン（Édouard Glissant）
カリブ海マルティニック島出身のフランス語作家・思想家（1928-2011）。
日本語訳に『レザルド川』（現代企画室）、『第四世紀』、『カリブ海序説』（近刊）、『〈関係〉の詩学』、『フォークナー，ミシシッピ』（以上，インスクリプト）、『憤死』、『痕跡』、『マホガニー』、『ラマンタンの入江』（以上，水声社）、『多様なるものの詩学序説』（以文社）、『全-世界論』（みすず書房）がある。

「2024年 『マニフェスト 政治の詩学』 で使われていた紹介文から引用しています。」