勉強法最強化PROJECT (YELL books)

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  • エール出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753930432

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  • 本格的な勉強本。

    勉強への取り組み方や文系/理系の分野別の
    勉強の王道が記載されています。

    受験や資格取得に望む方にお勧めです。

  • 2000%公式
    ・超入門インプット(授業など)→過去問を見て相手の求める力、自分の力を知る→インプット(やや応用のテキスト、講義、一般レベルの問題集)→過去問+本番レベルの問題集、模試問題)

  • 環境と目的にあわせて最適な勉強法を選択すべし
    勉強の効果を引き上げるためには効率的な学習法、
    原理原則、王道としての学習法を優先する
    +学習テクニック、スキル、方法

    戦略、戦術、戦法それぞれ最適化
    成長の原理:効率、判断、やる気

  • 1.勉強の効果は「時間軸」と「決断」と「動機づけ」の3点から評価する
     重要なことは、効率がいいか、カンタンで誰でもできるか、モチべーションが高まる実行率の高い方法かというこの3つの点は、全ての他の事頂よりも優先されるぺき判断基準であるということだ。その理由を正確に言えば、効率、判断、やる気という3点は記憶量を物理的に増やす上での不可欠な貢献要素だからである。


    ■2.勉強の世界の3つの性質
     多くの勉強法の本は、戦略(学習計画・いつ何をやるか)について語っているか、戦術(どうやるのか)について語っているか、戦法(学習テク二ックの速読や記憶術術)について語っている。
     何が最高の『方法』(戦術)なのか? という問いも勉強の効果について語る場合は、適切ではない。最も効果が高い勉強法、要するには、勉強をしていく上で最も効果的に学習していくには、戦略と戦術と、戦法はどうすべきなのか? というのが、正しい問いである。勉強を取り巻く世界はこの3つで成り立っているのに、方法しか考えないのでは、まさしく木を見て森を見ずの状態になる。


    ■3.勉強法のそれぞれの特徴(概要のみ)

    ・多くの感覚器官を使う方法は主に覚え込み期に効果を発揮する勉強法であり、論述対策、英作文などに威力を発揮する。

    ・聞き流しは、言語系の科目や、法律などのルールの覚え込みに威力を発揮する。

    ・自動記憶(想起型の耳からの学習)勉強法は、単純な丸暗記作業の覚えこみに威力を発揮する

    (詳細は本書を)


    ■4.4つの学習方法とその特徴(概要のみ)
    ●聞く⇒耳で聞いて学習内容をイメージできるものに強い

    ●見る⇒視覚的に理解することで記憶に根付きやすいものに強い

    ●イメージする⇒関連性か薄く、つなげて覚えにくいものに強い

    ●話す・書く⇒埋解と記憶の最終確認作業に強い(逆に言えば最終確認がそこまで必要ないものには一切勉強において使う必要はない)


    ■5.勉強法別得意ジャンル

    ●聞く勉強法

    ■英単語 〇 古文単語 ○
    ■日本史・世界史等の暗記科目 ○(ただし、記憶術等のスキル、速読を使うこと)
    ■英語(英文) ○
    ■数学(理数系科目) 十分に復習したものなら ○ 勉強したて ×
    ■法律短答 〇 法律論文 △(復習が進んだものに限る)

    (見る(読む)勉強法は割愛)


    ■6.勉強の大まかな流れ
     実際は、超入門インプット(授業など)→過去問を見て「相手の求めるカ・自分のカを知る」→応用インプット(やや応用のテキスト、授業、一般レべルの問題集)→過去問+本番レベルの問題集・模試問題(アウトプット)
     の順で完成するのが正解だ。


    ■7.ブロックとキーワードの覚え方
    実際の暗記の仕方だけども、自分は裏紙をいっぱいもって、いろんなブロックを思い浮かべて、それぞれのキーワードを何十回何百回と殴り書きで書いてきた。そうすると、もうブロックを思い浮かべれば自然に当たり前のようにキーワードをすらすらと瞬時に書けるようになる。ちなみに、使えない奴はここで、ご丁寧にも清書するがごとく綺麗に書く人もいるが、こういうことをしていたら勉強なんて進まない。(中略)

     さらに最悪な人は、ブロック集(市販されている、○○要点集、○○答案集など)を綺麗に書き写すだけじゃなくて、そもそもそのブロック集を一から丁寧に作っちゃう人もいる。手書きでもパソコンでも同じ。まさに時間の無駄だ。基本は市販の書籍を使い、それを見ずに殴り書きで再現したら、そのメモ紙は捨てればいい。どうせ書籍に書いてあるんだから。そこに載っていないもの、手持ちの書籍出版以降に生まれたテーマなどを自分で作れば十分だ。それをわかってほしい。

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