トップ販売員のルール (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 74
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756914118

感想・レビュー・書評

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  • 高い安い、要る要らないはお客様が決める。また、ゴミ作ろうと思って商品企画の人も作ってる訳ちゃう。20

    手が空いたらロープレ。お客様のセグメント、来店並びに購買目的の設定。26

    統計をとる。はじめに、どのコーナーに足を止めたか。36

    商品並びにモックを大事にする。68

    高い=価値が伝わってない。77

    お電話ありがとうございます、○○CP実施中のトップワン高円寺南口店です。126

    時間当たりの売上設定ならびに、30分ごとの成果確認。134

    目達の夜のご褒美。144

    カテゴリーキラー、圧倒的な商品知識を目指す。154

    一秒でも早く商品(価値)を届ける。160

    売場で最高のパフォーマンスをする靴174、そして身体218

    自分の入店動機の明確化212

    ショッピングサイトや書籍での学習222

  • 娘の保育園の同級生のお父さんが、保護者代表の父母会長をやっていた。
    イベントがあると、必ず何かを企画してくれ
    時には大きな笑いを、時には失笑を提供してくれる面白い存在だった。

    その元・父母会長の名前は成田さん。


    つい先日、別の同級生の両親から聞いて知った。
    成田さん、本を出版しているんだって。

    近所で見かける出で立ちが
    会社勤めの普通のサラリーマンではないなとは思っていたのだけど
    Googleで調べてみたら、独立して会社を立ち上げて、本も三冊出していた。

    Σ( ̄。 ̄ノ)ノビックリ 27歳という若さで!


    というわけで、販売員ではない私ですが
    さっそく著書を読了しました。


    Amazonより内容の紹介

    売れる販売員、頼りになる販売員、NO.1販売員になりたい・・・。
    思いは先行するのだが、なかなか望み通りにならない。
    そんな悩みを持っている方に読んでもらいたい1冊。

    実際にトップ販売員を経験した著者が
    NO1になるための、ちょっとした工夫と努力とコツを100の項目で紹介。
    特別なスキルは必要なく、あたりまえのことを重ねていけば
    確実に売れ行きを伸ばすことができる。




    普段、私たちは何気なく暮らしているが
    外国人が日本に来て最初に驚くのは
    接客レベルが非常に高いということらしい。

    本書には、非常に細かいところまで気を配る
    おもてなしの心とノウハウがふんだんに詰まっている。

    最初は「販売員はこんな細かいところまで気を使っているのか」と思ったが
    「プロ意識持っている人はこれぐらいやるかもしれない」とも思った。
    でもその感覚は、世界のスタンダードからすれば奇異なようだ。

    アメリカなんかに行くと顕著だが
    そもそも販売員の仕事はレベルの低い仕事という位置づけである。(特にコモディティ商品の小売りなどは)
    英語もあまりうまくない、移民のマイノリティがやってたりして
    給料もさほど多くはない。

    それなのに、なぜ日本では接客レベルが高いのか・・・

    本書を読みつつ考えてみた。


    【日本でサービスのレベルが高い理由】

    (1) 日本では商売の社会的地位が低い
    士農工商の時代から、日本では商売人の社会的地位が低かった。
    さすがに今日では、物を売る行為を卑しいという輩はいないが
    売り手と買い手の力関係というのは、いまだに圧倒的に買い手が強い。
    対等な関係というところからは程遠く、売り手は弱い立場なるというのが日本の商慣習である。

    ユダヤ人が迫害の歴史を生き抜くために商売上手になったように
    日本の商人たちも、逆境や弱い立場に鍛えられることで
    自分たちのサービスレベルを上げてきたのではないだろうか。


    (2) 販売のターゲットゾーンが狭い
    日本は他国に比べて、国民の生活レベルや生活様式がかなり似通っている。

    微妙な違いはあれど
    同じ言語で話し、同じ教育を受け、同じ文化の中で暮らしているので
    消費性向が非常に似ている。

    生活レベルもかなり均一で
    ほとんどの日本人の消費は
    1日あたり1,000円 - 10,000円ぐらいの幅に収まってくる。(ホントか? 裏付けなし)

    洋服、靴、書籍、スポーツ、映画、音楽、ケータイ、コンピュータ、旅行。
    消費の形は違えど、ターゲットとなる層のお財布は重なってくる。
    だから日本のサービス産業は、慢性的な過当競争に陥っている。

    商品の価格や品質ではなかなか差別化が難しいので
    必然的にサービス力で勝負するようになったのではないか。


    といったところですが、他の人の意見も聞いてみたい。
    なんで日本は他国に比べて、サービスレベルが高いのでしょう。



    兎にも角にも、本書のような日本のおもてなしの心とノウハウは
    うまく翻訳して輸出できたら、世界で絶賛されるのではないかと思う。

  • 意外と勉強になった!

  • 師匠の本。成田さんだからうまくいった部分もある感じ。

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著者プロフィール

ジャパンブルーコンサルティング株式会社 代表取締役
19歳でABCマートアルバイト個人売上日本一を獲得。その後マネージャーになり昨年度対比1位、2位達成の立役者となる。その後PCデポに入社し7ヶ月で個人売上1億円達成。2007年「良い」よりも「成果が出る」をモットーにFamilySmile(現:ジャパンブルーコンサルティング)を創業。250社のコンサルティング・教育研修・講演を手がけ、クライアントの多くが昨年度対比110%を突破、1億以上の赤字が続く老舗企業を2ヶ月で黒字転換し大手経済誌の巻頭を飾る、4年半で売上3倍・利益20倍以上になった中小企業も出るほど定評がある。現役販売員を務めるなど現場感に優れ、現在年間12000名の受講生を抱える日本トップクラスの講師として活躍中。日本三大褒章の一つ中小企業のノーベル賞と言われる「東久邇宮文化褒章」を受賞。セミナー講師ナンバーワン決定戦「S-1グランプリ」初代グランプリを獲得。著者としても「接客の教科書」(すばる舎)「トップ販売員のルール」(明日香出版社)など15冊のセールスやマネジメント本を出版。2013年海外進出も果たし活躍中。

「2023年 『接客ガチトレ 集客力・客単価UPの仕組み、教えます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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