努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣

著者 :
  • 明日香出版社
3.30
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本棚登録 : 250
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756922496

作品紹介・あらすじ

「頑張っているけれど成果が出ない」「自分は能力がないんだ」と自信を失いかけている人に向けて
努力の方向性が間違っているだけで、
あなたの能力がないわけではなく
視点を変えて、正しい努力のしかたをすれば、
努力が報われることを説く。
著者の得意とする心理学的見地を入れつつ、
明日から一歩を踏み出したくなる本に。

感想・レビュー・書評

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  • 報われる努力を読んで、できていないこと

    1.過去形で自分をイメージする。
    2.苦手を切り捨てる。
    3.自分に期待しない
    4.誘惑と闘わない
    5.抜きどころを明確にする
    6.サクサク環境で加速する
    7.戦略的にズル休みする
    8.努力をしない、努力をする
    9.締め切りで濃度を高める
    10.因数分解をする
    11.70点でいいやと考える
    12.サラサラ覚える
    13.動名詞で理由を確認する
    14.辛い気持ちを人に話す
    15.朝起きたら日光を浴びる
    16.損切りが上手い
    17.時間帯で戦い方を変える
    18.直感を正解に変える
    19.WHOを積み重ねる
    20.運がいいと思い込む

  • 大切なのは、がむしゃらにがんばることではなくて、いい努力をすること。無理して自分を追い込むことではなく、賢い努力をすること。
    いい努力と悪い努力とは何かを伝え、努力を少しでも成果につなげるための考え方や方法などのヒントをシェアします。
    さぁ、報われないなぁと感じているあなたの明日を、明るいものにしましょう!

    努力が報われる人と報われない人の考え方の違いをはっきり教えてくれるので、自分の改善点が分かるのが良かったです。
    がんばることに疲れてきたときは「評価されよう」と思ってないかとか、いきなりオリジナリティを出そうとゼロから考えようとし過ぎるあまりどうしていいか分からなくなってしまうとか、「もったいない」と行動を続けてしまうとか、報われない習慣に当てはまるところが多々あったので、報われる方に方向転換できたらいいなぁと思いました。

  • 自分に当てはまってたり当てはまってなかったり 読みやすいとは思った

  • 確かに努力が報われたい!って思いが強い時は見返り求めちゃってるなと反省。日々目の前のことを周りを気にしすぎずに自分のペースで頑張ることが大切よねとは思った。努力が報われないと思ってる人は頑張り屋さん、にちょっと嬉しくなった。なんでも完璧求めずほどほどに頑張ろう。

  •  エフォートレス思考と同時に、苦しかった時に買って読んだ。お世話になりました。

    ☆報われる人はhave done
    を見える化し、
    報われない人はTODOばかりを考える。
    →日記の書き方を変えてみた。

    ☆努力が報われる人は因数分解をし
    報われない人は気合をかける。
    →プロジェクトごとに因数分解をしたいと思う。

    ☆報われる人は人をヒーローにし、
    報われない人は人に迷惑をかけまいとする。
    →自分も自分の問題を一人で抱え込む癖があるので気を付けたいと思う。

  • 努力の方向を教えてくれる。間違った努力の仕方を減らせると思います。頭で理解しても、結局のところ実行するかとうかは本人次第。

  • "努力"という言葉を使う人はたくさんいるけれど、本来あるべき意味での努力の考え方や、それに伴う行動を行えている人は意外に少ないのかなと思った。捉え方のシフトチェンジでポジティブに行動して、報われる努力をする。
    書かれていることは当たり前のことかもしれないけど、たくさん気づきを貰える本でした。

  • 中身をみていくと、概ね巷の自己啓発書で語られている内容は多めです。

    いくつか新しい発見もあったのは良かったです。

  • 良本でした。著者はすごい早起きの人ですね。

    昨今だとそもそも努力しないで戦いのフィールドをかえろっていうのが主流だと思いますが、この本では一旦やりたいことは認めてあげて、じゃあどうするのを考えてくれる本です。

    というわけで、この本を読むのはそれなりに努力してる人たちなのですが、そのあたりのくすぶり層にちょうど響くような内容になっているかと思います。

    物事の真理をとらえてるというところまではいっていませんが、かといってそんなの知ってるよーというフレーズばかりでもなくバランスが整っている印象です。

    要約すると無駄にがむしゃらな努力はやめて、しっかり途中途中でポイントを設けて、改善点や方向性の見直しを確実にやれという話です。俗に頑張ってるといわれる人の中ではハマるひとそこそこいるのではないのでしょうか。私の印象では世の中の2、3割くらいは努力してる人たちで、その中でも本当に報われる人はさらに2、3割くらいなのではないかと思ってます。なのでやはり努力の中にも壁があるのでしょう。(そもそも努力を努力と思わないとかはおいといて)

    頑張ってる(本当に頑張ってる前提)のに全然身にならない、結果が出ないという人は改めてその努力を見直すという点でもけっこう気づきがある本だと思います。

    ■よかったフレーズ
    ・将来の自分をはっきりとイメージするほど、モチベーションを維持できる

    ・将来の自分を過去形でイメージする(目標の大学にすでに入れている自分)

    ・達成した自分のイメージがもてないなら、動機を強くすることに時間を割く

    ・最初から結果を意識しすぎない

    ・こうあるべきという理想を手放して、理想と現実の差を埋めておく

    ・ソファは目に入ると疲れやすくなる

    ・モチベーションは記録で作り出せる

    ・前に進むことだけが価値ではない(解消できない問題と向き合う)

    ・休日を作ったほうがより目標に到達しやすい

    ・自分が勝てるフィールドを探す。なければ作る。(競争せず、独占する)

    ・人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける(老子)

    ・失敗しないように効率を求めると誰かが作った解答に依存して自分で判断するというプロセスを飛ばしてしまう

    ・本当にこの努力は必要なのかという問いを常に自問自答する

    ・努力は因数分解する(成果を出すために必要なものを分解する力)

    ・読書で読み切ることを目的にしない(行動にうつす)

    ・欧米では試合にでられないとわかったらすぐ移籍する(日本では残るシーンがよくみられる)

    ・イギリスだと学校の椅子は5,6人がグループに常に向き合っている(グループで成果がもとめられる)

    ・寝る前でも朝起きたあとでもひとりでじっくり考える時間をもうける(無駄な努力をそぎ落とすチャンス)

    ・他社の存在によってパフォーマンスは高まる(社会的促進)

  • 読みやすかった。
    目新しい情報は少なかった。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。高校時代、偏差値30台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格。その後、ケンブリッジ大学で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立。心理学に基づいた指導法が注目され、国内外の教育機関などから指導依頼が殺到。これまでのべ4000人に対して、世界に通用する人材の育成・指導を行う。 また、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のディレクター兼振付師であるトラヴィス・ペイン氏をはじめ、世界の一流エンターテイナーの通訳を務める。2020年にはスポーツを通じてよりよい地域社会作りを目指すサッカークラブ「マッチャモーレ京都山城」を設立。 著書に『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舎)、『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)などがある。

「2023年 『素敵なあの人特別編集 早起きって幸せ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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