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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757150782
作品紹介・あらすじ
革命都市の光と影。写真、彫刻、映画…木靴、コラージュ、バリケード。歩行の記憶をたどるユニークなパリ案内。
感想・レビュー・書評
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京都が世界でいちばん美しい街だとばかり勘違いしていた私が、世界中を回って、パリこそ地球でもっとも美しい街だと思い知って早や幾年月が過ぎました。
もちろん景観はさまざまで、サンクトペテルブルグの崇高な感じもすばらしく、ブラジリアも壮観なまさに未来都市で、ちょっと猥雑な雰囲気が捨てがたい上海とか、個性ある特徴を持ったどこにも類例を見ない場所は幾つも脳裏に浮かびますが、こと都市としての美しさといえばやはりパリに比類する空間を他に知りません。
パリへの憧憬のその前に、映画や文学を通してフランスそのものへの傾倒がたしかにありましたが、目標はなんといっても実物のパリに何年か住んでみたいというものですが、フランス人と結婚して永久移住するのか、どこかの企業のパリ支店勤務で赴任するのか、老後にパリを終の棲家にするのか、まだ今のところどうなるかはまったくわかりません。
・・・続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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