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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757160606
作品紹介・あらすじ
●3つの天体――地球、月、太陽の運動さえ正確に測れない事実が、決定論的宇宙観を一掃
●カオス――カオス理論が決定論の「なごり」を覆した
●ランダム――素粒子のレベルでは、すべてが確率に依存している
●統計的な物質――個々には絶対に追跡できない素粒子の「集団」の働きを理解
●量子の猫はいない――なぜ「マクロ」の世界は確定しており、予測可能なのか
●アインシュタインの量子宇宙への反応――「神はサイコロを振らない」
●時間の矢と宇宙の未来――エントロピーの増大と宇宙の膨張
…などなど
カジノのルーレット、地震を引き起こすカオス、量子の奇っ怪なふるまいまで、宇宙の驚くべき現実をときほぐす「偶然の科学」への招待!
感想・レビュー・書評
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数学というよりどちらかというと物理学の紹介書。
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難しい
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この本で注意しなければいけないのは、”確率や統計についての解説本”ではない、ということだろう。
”科学とはどういうものなのか”ということを最新の知見でまとめたもの、なんですね。古典力学的な”科学”から、確率、統計、カオスなどを取り込んで現在のように変貌した科学について、わかりやすく解説している。その目的がわからないまま読んでも、消化不良になりかねない。宣伝に一考を要するのでは。
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