- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757219670
作品紹介・あらすじ
お菓子を使った"やらなくてもいい"珍実験。地獄デコレーションのチョコを作ったり、ヨーグルトにしょうゆが合うか確かめたり…人気サイト「デイリーポータルZ」の名物連載から面白"スイーツ"作品収録。
感想・レビュー・書評
-
イラストレーターのべつやくさんが作る「ばかスイーツ」とは??(#^.^#) 難しい顔をして次々に生み出すまさに「ばか!!」なスイーツに大笑いです。.
そもそもの始まりは編集部との会議中。
「デザート系は結構あるから、スイーツ本はどうですかね?」と提案したべつやくさんに、
「でも。ばかみたいのしか作ってないじゃないですか」と全員一致で突っ込むメンバー。(汗)
で、少し考えた後に、
「じゃあ、ばかが考えたお菓子 っていうコンセプトで」と食い下がったところ、
「・・・それでいいか」と。(#^.^#)
べつやくさんの自画像が邪悪な顔のまま、困ったり、笑ったりしているのも素敵だし、
何より、ホントにべつやくさんってお菓子が好きな方なんだ!っていうところがポイントだと思う。
奇をてらっての「とんでもないもの作っちゃいました」じゃないんですよ。
チョコが好きだからチョコ100%のチョコパフェを作ってみる、とか
(それは私も考えたことがあった。)
牛乳も好きだから、杏仁豆腐、シャービック、わらびもち、水ようかん、白玉団子を全て牛乳入りで作ってみる、とか、
イモモチ(ジャガイモ&片栗粉)を、サトイモ、長芋、サツマイモを材料にして作ってみる、とか。
ご自宅で1人で作って1人で試食。
出来不出来はあるものの、基本的スタンスがそれを食べたい、もっとアレンジして美味しいものがないか、というものなので、とても楽しく読んでいけます。(#^.^#)
チョコパフェは、二回作り直して(最初のはチョコ濃度が濃すぎて今ひとつ。その反省をもとに“軽めのアイテム”のみで作ったパフェの美味しそうなこと!!
牛乳の意外な強さを実感したり、一度完成した長芋イモモチ(すってから混ぜた)を茹でてからにすべきではなかったか、と作りなおしたり。
うん、何がいいって、この飽くなき探究心ですね。(#^.^#)
ただの頼まれ仕事ではない、(確かにご自分で企画・発案されたわけだけど)
女の子がスイーツにかける心意気!ってところに拍手でありました。
ちなみに、私が一番気に入ったのはバレンタインデーの
「地獄デコケーキ」
写真を載せられないのがすっごく残念なくらい、瞠目(#^.^#)のケーキになってます。
制作過程では完成形が想像できず、どうなることかと思ったけど、
赤鬼のいる陸地と血の池地獄でもがく人、そこここに散らばる骨、
という意匠とそれなのにとっても美味しそう(ここが大事!!(#^.^#))なんだもの。
でも、実際には大好きな“先輩”にこんなデコではあげられないよね。\(^o^)/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんとに器用だな。蛸クッキーやガトー地獄は可愛くて、貰ったら嬉しいかもしれないけど、食紅多用で、健康には悪そう。
健康で言ったら、まあ、どれもこれも体に悪そうなのだが、いい年して体を張ってチャレンジするところに好感が持てる。
体を壊さない程度にこれからもがんばってください。 -
ニコ動とかの「作ってみた」系とは一線を画す読み物としての完成度。イラストも良い。Webサイトの連載の書籍化も、こういうのなら大歓迎。
-
いももち
じゃがいも1個片栗粉大さじ2〜3
ラスクバター塗って砂糖かけてオーブン
はやってみたい。 -
イモモチは美味しそう。
作ってみたい。 -
食べ物で遊んではいけません、と教えられてはいる。
しかし、やっちゃいけないことをするのはドキドキと背徳感をはらみながら、やっぱり楽しい。
イラストレーターべつやくれいによる「馬鹿が考えたお菓子」がコンセプトのふざけたスイーツ本には、その妙な背徳感があり、読んでいて脱力するほどくだらなく面白い。 -
長いものイモ餅はつくってみたい。
-
続編ぽいのが出たので再読