かつて魔法少女と悪は敵対していた。(3)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
- スクウェア・エニックス (2016年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757549166
感想・レビュー・書評
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作者さんが急逝したため、途中で終わっています。
面白かったのに、もう続きが読めないのは、
ただただ哀しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さよなら、藤原ここあ。
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最終巻。この薄さにもう続きが読めないのか…としょんぼり。監禁された魔法少女とかいいつつ、これは新婚さんか何かですか。お前らもう付き合っちゃえよ、むしろ結婚しちゃえよ。きっとふたりはしあわせになったんだよね。
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帯か何かでなんでこれで完結なのか一言添えてあるかと思ったんだけども何もなかったな……。
相変わらず可愛くて萌えて悶えてというのと、ここで終わってしまったのかという残念さが混同してなんともかんとも……。
それにしても天使がいないと平和だなー。 -
もう1年経つなんて。
本誌追いかけていなかったから未収録読めないままだと思っていたので、コミックスになってくれて嬉しい。
監禁編はもうこれ完全に新婚さんでしょう。スイートホームが新居みたいな。
無意識に翻弄する白夜も、甲斐甲斐しく世話しながら毎回眼鏡が割れるほど破壊力を受けている参謀さんも、可愛すぎてにやにやが止まらない。茶番に笑った。
JOKERのサイトには訃報のお知らせがあの時からずっと掲載されているのに、コミックスでは何も触れていないからもやもやしてる。でも画集は絶対買う。
「dear」を再読したい。 -
では、まず、藤原ここあ先生に哀悼の意を捧げる
・・・・・・黙祷終わり
しかし、何なんだろうな、『忘却の首と姫』の惣司ろう先生、『犬神姫にくちづけ』の宮田絋次先生、私が感想の書き甲斐がある、と思う作品を描いてくれる先生ばかり、早世するんだが
三十路も近づいている私だから、命は平等なんて温い事は思っていないし、人間なら死ぬときは死ぬよな、と薄く悟っちゃいる
だけど、まだ死ぬべきじゃない、イイ漫画家ばかり亡くなると、さすがに信じてもいない神様の横っ面を単行本で張り飛ばしたくなるな
教師と女生徒、不良と委員長、この組み合わせに負けないくらい、読み手のハートをキュンキュンさせてくれるカップリング、悪の幹部×魔法少女の破壊力を、更に世に広められる逸材だった、藤原先生は、間違いなく
死んでしまったものはしょうがない、そう、無理にでも割り切るしかない、と頭じゃ判っているのだ。けど、漫画読みの本能としちゃ、そう簡単には、この絶望を噛み砕いて、飲みこめない
好きな漫画が打ち切りを喰らった際のショックは、漫画家が悔しさをバネ、もしくは起爆剤にして、それの面白さを超える次回作を描いてくれれば消えてくれる。でも、亡くなってしまったら、如何に過去の名作を読んでも、胸に染み込んだ黒は消えてくれない
漫画読みとして生きている事に後悔は欠片もない。ただ、こうやって、漫画家の死と感想を書きながら向き合わなきゃならない時は、やっぱ、辛い
この『かつて魔法少女と悪は敵対していた』から、ファンになった私ですら、これだけの激痛を味わっているんだ、デビューからファンでいる方の心痛は想像したくないな
自分の作品を最後まで描けず逝った藤原先生の無念も計り知れないだろうが、なるべく、己の運命を呪わず、早めに成仏して、次の命に生まれ変わっていただければ幸いだ
あえて、本編に関しちゃ、深くは書くまい
面白い、その一言で他の読み手は察してくれると信じている
14歳時の投稿作『Beauty and the Beast』は、正直な思いを言って良いなら、画力こそ、さすがにまだ低いが、読み手を萌えさせるカップリングは、この年齢で使いこなし始めているな、と感じた。藤原先生、自分の投稿作を世に出た最後の単行本に掲載されたと知って、今頃、草葉の陰で顔を真っ赤にして、もんどりうってるんじゃ・・・・・・
この台詞を引用に選んだのは、私が言われたい、と思ったので。ホント、天然少女はおっかない
では、締めくくりに、今一度、藤原先生に合掌 -
最終巻。
作者さんはどういう終わり方を考えてらしたんだろうなあ、なんて考えちゃいます。まあハッピーエンドで間違いはないだろうけど。それにしてもあのネコ怪人、よく女の子連れ込めるよなあ…あの外見で。天使というかイケメンに戻ってナンパするんだろうか?