天啓のパルティア 月の姫巫女が予言する (ビーズログ文庫 ま 1-1)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757742512

作品紹介・あらすじ

銀赤の髪に紅玉の瞳。満月の夜に受けた天啓を、次の新月の朝に予言として王家に伝える月の姫巫女・パルティアの困った癖は、新月までは誰にも口外できない不吉な予言を放っておけず、なんとか阻止しようと無理をしでかすこと。破天荒な当代姫巫女に、婚約者であるルンゲート国皇太子・ハルバートはハラハラさせられっぱなしだ。そんな中、新たに巡ってきた天啓の夜に下されたのは、王家断絶を暗示する、この上なく不吉な予言で-!?第10回えんため大賞ガールズ部門佳作受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 不吉な予言を無害化するため別の解釈を考える、というのは面白いアイデア。ヒロインは魅力的なのだが、逞しい印象が強すぎて隔離されて育ったという設定が浮いている。話は楽しめるだけに、そうした細かな粗が残念。

  • ビーズログの受賞作の中では比較的まともな方。作者のあれこれ(笑)を抜きにして評価すれば、題材の選び方、舞台設定、主人公の行動理由設定なんかはシンプルでうまいと思う。まぁ…時々それでもぬぐえない妙な生々しさは残ったけど……他と比較すればそれでもこっちの方が断然マシ。

  • 話題になっていたラノベなので4巻一度に頼んだ。
    軽いタッチでこちらに話しかけてくる一人称スタイルに思える。
    表参道から成城学園前に行くまでで1冊読了。藤沢までは持たなかった・・・。

    話の筋はハーレクィンロマンスにも似た、出自不明の美少女に王子が一目ぼれする話。あ、シンデレラにしか見えなくなった。

    ただ、シンデレラと違って美少女は巫女として預言を告げる能力があり、その預言の災いを低減するために能動的に動く、現代の姫君である。

    まだ自己紹介と伏線だけの1巻なのでココでレビューは終了。4巻同時に借りているので明日は2巻を読むことにします。

  • 第10回えんため大賞ガールズ部門佳作受賞作。
    巫女、月という言葉に惹かれて。
    ”白き箱庭”の”満月の夜の予言”という世界観なんかは乙女らしくて素敵。
    アンジェっぽくて私好み。この世離れしてて。なおかつ秘密の花園ちっくで。
    悪い予言をひっくり返していくという主人公の巫女には好感が持てますが、ストーリーの予想が前半のかなりはやい段階から出来てしまうように思えて、それから読み進めることはできませんでした。
    でも、巫女として自分の持てる力を使って、好きな人や好きな国を救っていくというお話は好きだな。私もそんなの書いたことあるし。参考になります。

  • パルティアがハルバートの為にひたすら頑張る姿が素敵です。
    主人公のパルティアが可愛い。
    この子は本当にハルバートが好きなんだな~と・・・・・・

    読了 11/22

  • ちょっとダレ気味

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