- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758040723
作品紹介・あらすじ
乙女の国、私立カトレア学園の入学式。迷子になって泣いていた、ひなを助けてくれたのは『氷のプリンス』大城翼先輩。みんなの憧れのプリンス・翼先輩は、なぜかひなを気に入り、カトレア祭で自分のプリンセスになってほしいと申し込んできて-!?翼先輩のパートナーとして認められるため、乙女の試練に立ち向かうことになったひなだけど…。男子禁制の乙女の花園でひそやかに咲く、乙女たちの甘くて切ないスイート・ラブ。
感想・レビュー・書評
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この主人公高校生じゃなくて、小学生でいいんじゃないかと。設定も高校じゃなくて中学で。
只々女の子を愛でるだけだったら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784758040723 270p 2009・5・1 初版
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沢城利穂の百合作品。百合作品の王道テンプレートをそのまま使ったような作品。ある程度百合作品を読んでるとお話の展開は手に取るように分かると思う。ストーリーを甘めにするためか、登場人物に悪い人が出てこないのにはちょっと苦笑。すこしいじわるな妨害とかがあったほうが断然盛り上がるのにと思いながら読みました。ロリっぽい感じを出したかったのかもしれないが、主人公は高校生なのに1人称が名前だったり、親のことをパパ、ママって言ってるのは、どうかと。そういえば、作者さんは"好きしょ"とかのノベル書いてる人なんだね。
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あこがれの女学園に入学した主人公は、入学式当日に迷子になり
助けてくれた先輩と…という、ある意味王道ストーリー。
自分の事を名前呼びする主人公に、確実にお友達になりたくないタイプだ、と。
というよりも、この状態で何もない学園の生徒は
非常にのんびりおっとり、という感じも。
よく王道で、外部入学のくせに! とかある儀式(?)は一切なく
皆さまに応援されて終了。
…いや、公衆の面前で告白されてはおりますが。
別段それほどは思いませんでしたけれど
すったもんだものが好きな人と、同性愛が苦手な人には
無理な1冊かと思われます。
なんの障害もないですから…。
最初から最後まで、ケーキに砂糖を振りかけて食べている気分でした。
無駄に甘い…。 -
著:沢城利穂
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キャー!かわいい!
女の子女の子してて、全編にわたってかわいらしい雰囲気♪
宝塚みたいに夢の国の気分にひたれました。
主人公の髪型や制服が、コレットちゃんを想像させるし、寮のお部屋もアンジェみたいでした。
いいなあ、こういうの。
ほけほけした主人公、氷(!)のプリンス、お嬢様のルームメイト、優しくお菓子作りをする先輩、ミスカトレア、乙女の祈り、音楽祭、ダンスパーティー。
学校ものは、ここまでファンタジー化されてるのが好きです。もちろん寮モノがいい☆